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内容説明
なぜ、いま「国債」について語るのか。 第1章 国債を知れば、経済の「いま」がわかる 第2章 日本国債と日本経済 第3章 米国債とアメリカ経済 第4章 中国債と中国経済 第5章 各国の国際事情と経済 第6章 オリンピックまで4年、日本経済はこうなる! 長率1%時代、日本が生き延びる道とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
17
某ジャーナリストが、自身の看板番組で国(本当は政府ですが…)の借金が国民1人あたり何百万円とあおり倒していますが、それに比べるとまともな論調になっています。政府が国債を発行することに比例して国民資産も増えていて、政府債務1000兆円に対して1800兆円程度あるとされます。国債発行限界は、著者曰く資産残高を国債残高が超えない範囲とされていて未来永劫続かない、ということです。そうなったらどうするのという結論は、結局消費税増税だそうです。20%が最低ラインとか、やっぱり大蔵官僚はこうなるんですね。残念です。2020/09/23
のぼる
13
「ミスター円」榊原英資氏の著書。少なくとも10年以内の国債暴落はない。消費税はいずれ20%にすることが必要。日本経済はこの先、0.5~1.5%程度の成長で推移すると覚悟せよ。日本は「環境」「安全」「健康」で世界と勝負せよ。ざっとこんな事が書かれていた。これからの日本で生きていくには、何でもいいから、プロフェッショナルになれとのこと。がんばらなくっちゃ。2017/01/01
おおにし
11
日本は十分豊かになった成熟社会なので、現状維持で成長は必要ないという結論ですか。そして生まれたときからバブル不況しか知らない若者たちに対しては、「今日よりよい明日はない」ので借金するな、そしてなんでもいいからプロフェッショナルになれですか…「ミスター円」と言われた人が、こんなアドバイスしかできないというのは情けない話。2017/09/17
ちゃーりー
1
国債について書かれている、納得できるところ、頭を傾げるところがあるが、終章の日本の取るべき道には賛成です。2018/11/27
sugahata
0
大蔵省国際金融局長にして「ミスター円」の異名を持つ金融のエキスパートが語る国債の真実。少子高齢化が原因で社会保障費が膨らむ中,膨大な借金を積み上げている日本,非正規雇用者が4割に達し格差が開いている日本に未来はあるのか?国債暴落というその日を避けるために収入(税収)を安定させ削るべきを削り,「健康・安全・環境」技術で世界に打って出る…,そんな大戦略が必要だ。2017/03/21