内容説明
「はじめに」より
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」との故事もあるように、習政権と渡り合って日本の安全と平和を守っていくためには、日本人は当然、まずこの政権の内実と特質を知っておくべきであろう。習政権は一体何を目指して、今後どうなっていくのか。彼らの野望と力の所在、そして、そのアキレス腱を知っていれば、対処する方法も自ずと見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
12
1)小説を読むより、この本を読んでいた方が面白い。2)2017年秋の19回中共全国人民大会は中国にとっても、世界にとっても重大な年になりそうだ。江派、団派、習派が何人常務委員になるか。王岐三の去就は? 3)矛盾した言動、行動により右に行っても左に行っても行き詰まりの習金平。反腐敗に名を借りた、権力闘争。江派、団派、軍と敵を作り続けた今、 反撃は必置でしょう。天津爆破事件がそう? その為に外国に戦争を吹っ掛けるのか。目が離せない中国の動向。2016/10/27
ネコ虎
10
今まで読んできた中国分析本の中で、対談本ながら最も中身が濃くて、情報が詰まって、新しくて、分析が当を得ている本だ。石平さんもいつもより俄然光っている。初めて知る陳破空氏もよい。内部情報の量と分析力が凄い。幹部は皆で「腐敗する」のが中共の原則らしい。太子党、団派、江派の権力闘争の中で、習近平は思ったほど基盤は強くないようで、しかも反腐敗その他掻き回しすぎて敵を多く作ったため、次の人事大会は荒れるだろう(もしかすると軍事政変を習が起こすかも)と予測している。キーマン或いは習より力を持っているのは王岐山だと。2016/11/05
hdo obata
9
ディープな中国共産党情報。小生の結論、日本の安全保障のため、又世界のため、中国共産党は滅亡させなければならない。悠長に改憲を待っていられない。あらゆる手段、米、印、豪、ベトナム、フィリピンとの連携、中国民主化勢力、チベット、ウイグル等への援助・・。きれい事は言ってられない。2016/08/11
天音春子
5
図書館本。 新着であったので予約して借りた。 なぜ中国が外交で色々敵に回してやっているのかが、国内の政策が上手くいかなくて威嚇でやっているということがわかった。 来年どうなるかしっかり観察しなくては。 中国共産党も69年でそろそろ限界だとも把握した。 2016/12/12
トランスマスター
4
日本に帰化した中国人とアメリカに亡命した中国人による習近平政権に対する対談。序盤は注釈が次のページに記載されるなど読みづらいが、後半は、東シナ海、南シナ海やグローバルな視点から見る中国の姿が、とてもわかりやすい内容でした。2017/02/11
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