内容説明
深夜にコツコツと音がする…その理由を知った後の恐怖!
大人気怪談師の恐怖実話!
著者について
城谷歩(しろたに・わたる)
北海道生まれ。15歳で演劇を志し、俳優、脚本、演出、劇団主宰を経て、現在は怪談師として、ライブやイベント、テレビ出演などで、自身の体験や蒐集した話を元に口演するなど活動の場を広げている。独特な語り節と世界観に定評がある。単著に『恐怖怪談 呪ノ宴』『怪談師怖ろし話 裂け目』など。DVDに『怪奇蒐集者(コレクター)』など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
184
怪談師としての語りの腕は超一流の城谷歩さんの怪談噺には人生経験が豊富な著者の情の深さが言葉の端々に滲み出ているかの様に感じられますよね。本書は全体的にハードな内容ですが、できれば体験者がギリギリで助かって人命が失われない怪談であって欲しいと思いますね。『札幌心霊屋敷』高齢の祖母と父母、先天的に足が不自由な3才の女児ナオちゃんの四人家族が父親の転勤により札幌に引っ越して来た。北区でも辺鄙な場所にある二階建て5LDKの中古物件だった。間もなく全員が怪異を体験する。誰かが廊下を歩く、二階から足音が上り下りする。2021/01/31
澤水月
20
著者がかつていた地でもあるためか北海道の話が多く。また北海道には一家惨殺・心中の廃墟や炭鉱、トンネルの怪異が多いのかなと感じた。北海道に縁ある人はより楽しめるかも2018/09/03
Spok
7
城谷さんだけに北海道の話が多く面白かった。 茜色、切り裂き魔、札幌神霊屋敷、墓守がよかった。2022/05/26
qoop
7
著者の文章は削ぎ落とすような鋭さがない代わり、淡々と語り聞かせるような落ち着いた雰囲気で、一種独特の風情が感じられる。内容はなかなかにハードでその落差が読ませるポイントでもある。より私的なイメージを言葉にすると、どこか懐かしい語り口なのに現代的な内容だと感じた。本書では〈茶箪笥〉〈こつこつ〉〈騒がしい家〉〈墓守〉などが印象に残った。2018/09/02
buchi
4
心霊スポットと、その後どうなったか気になる話多め。願掛け「茶箪笥」、コンフォーコ「ピアノ」、ちょんぱ「叫ぶ」、いろんなものがオバケ「朧夜」、能力者「時間よ止まれ」、送迎つき「切り裂き魔」、死人が歩く「墓守」。草葉の陰から見張られてるような風味があってステキ。2019/02/24
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