角川書店単行本<br> バー極楽

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角川書店単行本
バー極楽

  • 著者名:遠藤彩見【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2018/08発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041067765

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内容説明

6年間の放蕩の果てに実家の寺に出戻った照月は、あらゆる欲を捨て「絶食系男子」に生まれ変わることを決意する。しかし修行を終えた彼を出迎えたのは、父ではなく欲望まみれの謎の美人姉妹だった! 派手でセクシーな “女豹”ことフミヨと、清楚だけど肉感的な“菩薩”のテイ子。自称姉妹の2人が境内に開いたバーには、連日煩悩まみれの檀信徒や町の人々がトラブルを持ち込んでくる。寺での生活を守るため、照月は嫌々トラブル処理に奔走するが……!? 欲と食の極楽へようこそ! 無欲の絶食系僧侶×欲深き美人姉妹、異色のトリオがあなたのお悩みを解決します。
痛快・爽快・うっかり泣ける!? 新食感のお仕事小説!!!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

76
連作短編集。帯とタイトルからの予想とは何か違う(つまらなかったわけではありませんが・・・)。ゴミ屋敷の話が一番良かった。2018/09/29

野のこ

56
帯から妖しさむんむんするしタイトルも怪しいけど気になったので借りてみました。いかがわしいことはなく(笑)面白かったです。寺の茶室をバーにしたフミヨとテイ子は帯の絵のイメージで読みました(笑)出戻りした寺の息子の副住職にふりかかる様々な問題を魔性の美人姉妹がさりげなくアドバイスし、仏教の言葉で解決。ただ肝心のフミヨ&テイ子が謎のままで終わったのがモヤモヤ。続編希望です。テイ子のメロンソーダかと思ったらすりおろした緑の落雁に炭酸水!は飲みたくないけどトルコのトゥルルは美味しそう。2018/10/17

Natsuko

33
家を汚し俗世にまみれた住職二世が、父不在の寺に戻ってくることから始まる、ライトな仏教がらみ小説。父が荒行に出る前に仕込んだ檀家減施策のひとつ「バー極楽」。男性の煩悩を刺激しまくる2人の女性は脳内で叶姉妹に変換。結構名言もあり、「仏のお導き」と言われると確かに大体の悩みは解決😅2人は何者なのか、父は戻ってくるのか、怪しいバーと寺の行く末は…続編が読みたい!2024/04/07

よしりん

23
面白かったけどいろいろ無理があるというか…😓そもそもお寺の敷地内でバーなど開いていいんだろうか???結局フミヨ&テイ子姉妹の正体がわからずじまいなのがもやもやした。2021/05/25

horihori【レビューがたまって追っつかない】

23
煩悩と自己顕示欲の放蕩の果て、夢破れて実家の寺に戻った照月。全ての欲を捨て絶食系男子に生まれ変わった彼の前に現れた、父からの書状を持ってやってきたフミヨ、テイ子の美人姉妹。二人は寺の茶室に「バー極楽」を開く。照月が持て余す檀家の煩悩塗れの悩みに、欲望全開の美人姉妹が一役買って解決する。照月よりも姉妹の言葉が割と悟ってた。「幸せと食べ物は同じ。複雑な味付けが必要なのは傷んでる」「悩みは問題、イライラは欲」奥が深い。絶食系で世捨て人のような照月だった、寺の未来を見据え、成長を感じる結末がナイス。2020/10/08

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