内容説明
劇団ひとりの大ベストセラー小説が電子書籍化!
ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれるフリーター。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。彼らの陽のあたらない人生に、時にひとすじの光が差す――。不器用に生きる人々をユーモア溢れる筆致で描き、高い評価を獲得した感動の小説デヴュー作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
147
友達からオススメされて借りた本。おもしろかったし、読みやすかった!なんか伊坂さんっぽい要素もあって、私好みかも?短編が5つ収録されているけれど、どれも読後が良く、ほっこりするようなジーンとくるような微笑ましいようなそんな感じ。ユーモアがあるのに妙に胸が熱くなるというか、ライトなのに奥行きがあるというか、そういうちょっと不思議で素敵なお話たち。5つのお話が何気にリンクしてるのも「ニヤッ」となって、「またこれか~!」ってなった(笑 「真剣だけど笑える、笑えるけど真剣」っていうのがちょうどいいと思う。2014/07/09
馨
119
映画化もして、読むのがかなり遅れたけど・・・ 短編で読みやすくて、めちゃ面白かったです。 登場人物それぞれ特徴ありまくってたけど、何か共感。劇団ひとりさんは、文章がうますぎます。
おかむー
103
『青天の霹靂』と順序が逆になったけれど劇団ひとりの小説家デビュー作。ピース又吉の『火花』のおかげで少々陰になっちゃった感ですね。『もうすこしです』。世間からちょっと落ちこぼれかけたひとびとを描いた5篇の連作短篇。「小説とは分けて見ないと」といわれそうですが、芸人としての劇団ひとりと見比べてしまうと濃いキャラクターありきのネタを作るひとにしては少々弱い感触ではある。そのぶん物語としてはそれぞれ過不足なくまとめつつ、それぞれちょっとづつリンクさせて5篇とおして登場する人物も織り込む手法が手堅い上手さでしたね2015/04/13
再び読書
103
結構評判が高かったので衝動買いをしました。期待しすぎたので、極普通の読後感。ただ先入観を取り除けば、タレントでは無く作家の作品ととれる。確かに「Overrun」では涙ぐんでしまった。解説をお父さんに書かすところもしゃれがきいていて好感が持てました。今後に期待。2012/11/30
はらぺこ
91
さらさら読めて良かったです。最初は著者自身のコントのネタかなぁ?とかコントになりそうやなぁって感じで読んでましたが、途中から伊坂っぽい感じもしてきて小説として好きな感じの作品でした。2012/04/23
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