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内容説明
資本主義の曲がり角を経験し人々は平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと気がついた。自慢しない。お金、恋愛、子どもにしがみつかない――新しい幸福のルールを精神科医が提案。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
355
あまり精神科医とは関係ないが、勝間和代のような張り詰めたのは辞めましょうといった内容。それ自体はマトモな意見だと思ったが、最近の著者の言動を見ると何かにしがみついている生き方をしているように見えて仕方ない。本書だけを読めば良い事もいっぱい書いているのに人って変わるんだなと感じた。2016/02/07
岡本 正行
86
書いてあることは、精神科医なら誰でも書きそうなこと、それが普通の人間にはできない、そして成程という気づきもある。あえて、こういう本、売れっ子のタレントであり、女性の精神科医でもある著者、それなりの経験と思考を踏まえて著作している。一読には値する、精神科医に相談するほど、悩み、苦しんでいる人たち、改善と克服するには、どうしたらいいか、アドバイスする立場、それもたいへんだと思う。とても3分間診療では間に合わないと思う。他人の心に踏み込むのは厳しい。まして上から目線で指導とかはできるものではない。厳しい仕事だ2024/02/16
扉のこちら側
86
初読。仕事へのスタンスや、頑張っても本人の努力ではどうにもできない立場にいる人の存在、高得点な人生を目指さないということ。再読したい。2013/01/02
団塊シニア
82
本書で共感できたのは「生まれた意味を問わない」なぜ生まれた価値、生きる意味が必要か?事例を交えており納得できる内容である。2013/03/28
みゃーこ
74
すごい面白い。人の心理は不変ではなく社会的背景の中で変化する相対的ナマモノであると感じさせる論法が読んでいて説得力がある。心理学も日進月歩。日々生まれ変わって変化するんだなと思う事が面白く読んでいて惹き付けられた。2013/07/26