幻冬舎文庫<br> 風と共に散りぬ

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幻冬舎文庫
風と共に散りぬ

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 幻冬舎(2018/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344412811

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内容説明

この週末の間に、伯父さんを殺すのよ――。資産家の伯父の金で放蕩三昧の努と、金目当てで努と付き合うしたたかな女・ちづる。遺産を手に入れようと、伯父・黒崎の殺害を企てた二人だったが、ちづるはいつしか黒崎に惹かれている自分に気づく。しかし動き出した計画は人々の運命を少しずつ狂わせ、もうちづるにすら止めることはできないのだった……。金と愛に執着する人間の業を描く、傑作長編サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆか

30
随分前に何冊か読んだ事のある著者ですが、基本的にどの本も読みやすい。ページ数はそれなりにありますが、短時間で読めました。登場人物がかなり多く、初っ端から次々に登場してくる人達を覚えれるのか?と不安になりましたが、全員がどこかで繋がっていて何度も登場してくるので心配なし。それでいて登場する女性陣が強い!重い話を読んだ後はこういうライトミステリーは楽しく読める!ちょっとライトすぎるか?2016/09/11

たぁ。

11
中学生のころから大好きだった赤川次郎作品です。ちょっと息苦しくなった時に読みたくなります。2時間ドラマを見ているみたいで~2020/05/13

ノンケ女医長

10
かなり込み入っていて、なんでもありの世界かも。妻や子どものいない富豪の高齢男性が、どんな人間関係を構築していくのか、心配しながら読んだ。体力低下に追い詰められ、危機を感じたから、あのような生存競争を選んだのか、それとも元来の性格なのか。34歳の甥が気骨ある性格なら、こんな悲劇はなかったのか。次から次へと人が登場し、何らかの関係を持ち、強い恋愛感情や憎しみが生まれ、この世を去って行く。流れるような勢いの筆致と、イヤミス感が良かった。長年、黒崎に奉公した加納信子をとても不憫に思った。2023/04/30

蕭白

9
サスペンスタッチで、ドキドキしました。2023/06/14

詩界 -うたか-

9
#読了◆祖父が金持ちの主人公には恋人がいる。が、祖父には全て寄付にまわしお前に渡す金はない!といわれてしまい、恋人と殺人計画を練っていると……!?◇ドタバタミステリーがぐるぐると展開されていく、これぞ赤川次郎の作品。2022/07/03

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