内容説明
優奈は、大学のテニスサークルの仲間七人とともに、見知らぬ部屋に拉致された。一つだけあるドアは施錠されている。突然、壁穴から水が噴き出した。瞬く間に水位は喉元まで……。溺死を免れるには、一人が部屋に残り、ドアの開錠のスイッチを押し続けるしかない。誰が犠牲になる? 人間の本性を剥き出しにした、壮絶な殺人ゲームが始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
13
不思議な恐怖。
maiko
7
読み始めたときは、最後はこうなるしかないよねってわかりきってて。でも、話の展開を素直を読みたかったので楽しめました。最後は、あぁ山田さんだもんねと納得のいく終わらせ方で。すっきりはしないけど、読んで後悔はなかったかな。ある意味、山田さんならではの一冊。2012/11/20
める
7
面白かった〜!!山田悠介作品のなかで1、2番目ぐらいに良かったかな。お決まりのキャラクター設定とありがちな展開なのに、勢いがあるからサクサクと読める。ラストもちょうどいいと思うし、寧ろ続編が出たら興ざめかも。2011/09/04
mari
7
中学生に借りて読みましたが、あまりにも内容のない話でビックリ!!なんの感想も感動も残らない・・・2010/09/16
くじら
5
奇抜設定を支える背景がないのが「読んで終わり」になるのかも。すぐ読み終えられるのはいいのかな。感動はない。1人1人消えてく脱出物としては最後までお決まり。定型的な感じ。2010/11/27