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内容説明
早期教育は年々激化し、ついに「0歳児教育」まで出現する有様。だが、子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは脳の発達に合わせた教育である。0~3歳は脳の細胞が増え続ける時期で、未熟な脳に負担をかける知識の詰め込みはNG。将来的に才能が伸びなくなる。3~7歳の不要な脳の細胞が減っていく時期は、悪い習慣をやめさせることが先決。7~10歳からは脳の回路が発達し始めるので、本格的に学習させるべきだ。本書では年齢ごとにどのようにしつけ、教育すればいいのかを、脳医学の知見からわかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
46
子ども達が今年8歳、6歳、2歳になるのでちょうど良いかも!と思って読んでみました。まずは本能、生きたい・知りたい・仲間になりたいを満たしてあげること。否定的な言葉は絶対に使わない=無意識にマイナスのレッテルを貼らせない、今やるメリット・後でやるデメリットを説明し自己報酬神経を働かせる、大体分かったで終わらせず完璧に理解させる習慣でどんどん頭は良くなる尊敬する心を育てる、等々。ちょうど公文の体験教室に行ってみて、ああ言ってること同じ!と思う反面、予習したことで分かった気になるのも問題だなあと…復習も大事!2018/06/02
まる
40
才能を伸ばす方法としては、自分から興味を持つように促す、否定をしない、押し付けないなど当たり前と言えば当たり前のことばかり。でも、それが脳にどのように作用するかが説明されていて勉強になりました。0歳から通うお教室とかどうなんだよと出産前は思っていたのですが実際に子供が生まれると色々考えてしまうもの。ですが、乳児に大切なのはまずたっぷりの愛情を持って笑顔で接することだなと。苦しい時もあるけど、笑顔、頑張ろう。2017/01/17
mizuki
31
脳の発達段階に合わせて子どもとどのように接したら良いのか、わかりやすく書かれていました。子どもにとって母親の影響がとても大きいことに改めて気づくことが出来、「日々の声かけ全て」に心を込めてあげようと思いましたପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ まずは耳を鍛え、会話ができる歳になったら空間認知脳を育てる読み聞かせに挑戦しようと思います♩2017/06/25
赤星琢哉
31
とても勉強になる。本書は単なる子育ての本ではなく、人間の脳の仕組みをベースに、脳や心理面から、人間力を高める育脳の方法が書かれている。子供と言わず、大人になってからの人間関係や、自分自身の成長にも大変役に立つ話だと思う。短いのでさっと読めます。2017/02/14
ひろ☆
20
空間認知脳を鍛える。あ、これ自分が弱いな。積み木やブロック遊びで鍛えられるとのこと。2015/01/30