中経☆コミックス<br> やさしさいっぱいの土の上で

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中経☆コミックス
やさしさいっぱいの土の上で

  • 著者名:アボガド6【著者】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2018/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046024831

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内容説明

近未来。
ロボットに育てられた「ななちゃん」は、同じ境遇の天才科学者「八津くん」とともに研究生活を送っていた。
ある日、死の病に侵されて八津くんは倒れる。
ななちゃんは彼を救う治療法を開発するための時間を稼ぐために、コールドスリープを提案する。
八津くんは自らが生み出したクローンたちとななちゃんを残して眠りにつく。
目覚めると数十年後、八津くんの眼の前には年老いたななちゃんとさらに増えたクローンたちがいた。
八津くんは手術によって救われたが、年老いたななちゃんの寿命は今にも尽きようとしていた。
八津くんが眠っていた間に勃発した戦争で世界は荒廃し、兵器となったロボットやAIを人類は憎悪するようになっていた。
ななちゃんは、残された命を地球を浄化するロボットの開発に捧げていた。
そのロボットを生み出すことで、人間とAIを和解させようという夢を持っていたのだ。
病床に臥せったななちゃんの側で、八津くんとクローンたちはその遺志を継ぐことを誓う……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

26
ロボット、クローン、終末、戦争、命。好きな題材に、アボガドさんの柔らかなタッチ、読了後にほぉっと息をつきたくなるような、そんな作品でした。2020/08/16

美葉

21
ロボットと人間の戦争。こんな未来は嫌だ。2020/10/22

夕顔

8
とても良かった。短編として読んでもいいけど、まさかここまで話を続けてくれるとは思わなくて、ストーリー構成が上手いなあと。シンプルな絵柄だからこそ、ストーリーがガツンと胸に響く。色々と考えさせられる。才能ある人だ。2018/09/01

よし

6
人間とロボットの対立&共存をめぐるクロノクル。ヴィレジヴァンガードで目にとまりました。先進的なクローン技術とロボット技術を背景に泣かせます。白旗を掲げているロボットの島への爆破命令が出たシーンにはドキッとしました。表紙カバーを取ると「ななちゃん」と「やっくん」が墓標のない草原を駆ける絵が描かれていて心憎いです。2019/05/01

むきめい(規制)

5
ロボットとクローンの命についての物語。おおよそのやりたいことをやりきった感のある作品でしたね。2020/02/06

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