内容説明
貧困、国際協力、移民・難民、食料、エネルギー、領土、関税、自由貿易、核兵器etc.これ一冊で、やりすごしている重大問題が一気にわかる! 勉強も難しい話も嫌いだった元コギャル外交官が明快解説!
【本書の内容】・外交官になった元コギャル・地球滅亡まで残り2分?・ひとり700万円の借金を背負うわたしたち・親から子へ遺伝する貧困・国と国との「ささくれ」・領土問題・フードマイレージがもっともたまっている日本・戦争を引き起こした関税・外国から稼ごう・世界で9番目に平和な国がいま考えること・核兵器の終わりか、人類の終わりか……etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mizuki
41
外交について、とても分かりやすく書かれていました。中学生や高校生の頃にこのような本と出会えていたら、わたしの夢も変わっていたのではないでしょうか。日本について、他国について、すごく興味が湧いてきました!学校では教えてくれないような政治に関する内容はとくに勉強になりました。試験のための勉強だけではなく、このように日本と他国の関係をもっと知りたいと思えるような知識を学校でも是非教えて欲しかったですね。2019/12/06
かいゆう
26
食料、関税、貿易、軍事、難民、領土、貧困など、国際社会の仕組みや情勢、問題を分かりやすく教えてくれた。身近な事例で書かれているので、中学生でも理解しやすそう。日本の置かれている状況についても改めて考えるキッカケとなった。今はコロナで外の力が借りられないとなると、やはり日本は国内で少子高齢化の根本的な対策を取らないといけないのではないかな。筆者が大学時代に世界で見てきたものもきっと貴重なものばかりだろうから、本にして欲しいなと思った。
まいまい
10
元コギャルの外務省職員が書いた国際情勢の本! とっても読みやすくて、勉強になりました! 特に領土問題についてがよかった! 外交官の立場から日本政府の主張が解説されているので、現在の政府の考え方が理解しやすかったです。 政治の本って、著者によって怪しげだったりするので苦手なのですが(笑)、この本は著者の立場が明確だから、今後ニュースとかを見るときにも参考にしやすいなーと思いました!2020/02/08
まめ
9
外交にまつわる知識や問題点が、タイトルから想像出来る通り非常に簡単な言葉や表現で書かれている良書。筆者の立場はハッキリとさせつつも、できるだけ中立にの立場から書こうとされているのが最大の魅力。「相手の国の文化を自国の常識を使って否定しない」というのは個人対個人でもものすごく大切なことだと思う。中学高校あたりの補助教材にすべき。2020/10/28
ta_chanko
7
人間、本気でやる気になれば何でもできると思わせてくれる本。人生の目的・使命について常に考えていきたい。2018/11/20