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内容説明
コネクティッドカーが生み出す社会的な価値とは!?
つながるクルマ、「コネクティッドカー」が自動車業界に与える影響を分析し、日系メーカーがとるべきビジネス戦略について解説しています。
コネクティッドカーは自動運転や電動化と並ぶ次世代自動車のキーワードとされながらも、その実態や機能についてはほとんど明らかにされていません。また、これまでハードウエアを主に扱ってきた自動車関係者にとって、ソフトウエアやサービスを主軸とするコネクティッドカーはつかみどころがなく、縁遠い存在でした。
本書はクルマやITの専門知識を持たない読者を対象に、平易な言葉でコネクティッドカーの実像に迫ります。グローバルな経済環境や人々のライフスタイルの変化など、さまざまな将来予測を基に、コネクティッドカーが生み出す社会的な価値を考察します。その上でコネクティッドカーに必要なハードやソフトといったシステム要件を示します。
特にコネクティッドカーが日系メーカーのビジネスに与える影響について詳しく述べています。日系メーカーの強みがどこにあるのか、その強みを生かしながらコネクティッドカーの価値を取り込むためにはどのような戦略を構築すべきなのか考えます。「100年に1度の大変革期」といわれる自動車業界を勝ち抜くために重要なヒントが随所に散りばめられています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玉井治久
1
コネクテッドカーに対して既存の日本の自動車メーカーがどこに競争優位性を見いだして生き残るべきかの提案
Hira S
1
うーん、まぁ、書いてあることはそうなんだろうけど。筆者のメッセージ伝わってこないというか、誰向けなのか分からないというか。関連する書籍を100冊くらい読んで要約したらこうなった、みたいな本でした。移動にはポジティブな移動とネガティブな移動がある、という切り口は勉強になりました、2019/11/07
K
0
(2018,537.09)自動車工学というよりマーケティングかな?本文以外の字が豆粒。車は既に個体ではなくて何かとつながる文化ととらえる傾向にある。EVと自動運転、それと車がなくてもよい層への働きかけが弱い。「すでに車はモノではなく「コト消費」の核となりつつある。これからの時代に買われる車とは」2021/03/20
オッティ
0
消費者目線からすると、自動運転とライドシェアが組み合わさることで、費用は安く、渋滞は無くなり所要時間は短く、荷物の積載量は多いまま、機動性はバリ高の最強のモビリティが登場することになる。高機能化により、今後の半導体、ソフトウェア業界は自動車関係が牽引していくことになるかも2020/03/21
クリンスマン
0
スマイルカーブの事例が大変わかりやすかった。スマイルカーブの両端を握る重要性。車のエンドユーザーのデマンドを握ること、デマンドを製品化する能力、自動運転技術を手の内化することが大切であることが理解出来た2019/01/12