江戸時代の「不都合すぎる真実」 - 日本を三流にした徳川の過ち

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江戸時代の「不都合すぎる真実」 - 日本を三流にした徳川の過ち

  • 著者名:八幡和郎
  • 価格 ¥730(本体¥664)
  • PHP研究所(2018/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569767420

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内容説明

天下泰平の世が長く続き、環境にもエコロジー、人情味にあふれる江戸時代を「理想の社会」と憧れる日本人は多いが、はたして本当だろうか? 本書は、「特権階級的に恵まれた江戸市民の暮らし」「鎖国はオランダに騙されただけ」「全国はげ山だらけの自然破壊」など、徳川300年の治世の“不都合すぎる真実”を明らかにする。時代劇や小説で知る江戸時代のイメージが決定的に覆される一冊! 【目次】●プロローグ 「江戸時代礼賛論」を全面的に否定する理由 ●第1章 豊臣の天下はなぜ短命だったのか? ●第2章 関ヶ原で西軍が負けた失敗の本質 ●第3章 世界史から鎖国の原因と功罪を解き明かす ●第4章 徳川家康の祖法を守って「じり貧300年」 ●第5章 「日本は300の国からなっていた」という伝説 ●第6章 武士道とは縁遠い、江戸時代の普通の武士たち ●第7章 江戸時代と現代の北朝鮮はこんなに似ている ●第8章 西郷どんの視点から見た幕末維新

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大先生

5
八幡さんの博覧ぶりには舌を巻きますが、知識の羅列といった印象は拭えません。江戸時代と現在の北朝鮮は似ているという指摘は分かりやすい面もあろうかと思いますが、そんなこと言い出したらどの国でも似たような時代があったわけで…。明治維新が素晴らしいという意見には大賛成ですが、江戸時代を全否定する一方的な見方には疑問があります。「武士道」は新渡戸稲造が明治になってから創作し、美化しているのはその通りですが、それ以前に武士道がなかった訳ではないはず。まさか八幡さんは「葉隠」をご存知ないのでしょうか?辛口御免!(笑)2020/06/10

鬼山とんぼ

2
著者は51年生まれ東大法卒の元通産官僚。46歳で退官し2000年04年の大津市長選でともに善戦したが敗北。ただ言論はかなり一方的で、歴史はレールの上を一直線に進むという史観に立っており、自分の理解に沿った方向で何でもかんでも「一刀両断」する癖をお持ちのようだ。しかし現実の歴史では立場ごとに主張や見方、利害が異なり、時の運で大局が変転していると私は思う。本書では多彩な知識に感心させられる一方、マニアックな史学者からの借り物の知識を列挙されているような匂いも漂い、ストンと腹に落ちる感覚は少なかった。2018/12/06

Satoshi Kitazawa

0
安土桃山時代から江戸時代へ。徳川家300年の江戸時代は日本にとってどういう時代だったか。目の覚めるような本だった。僕は本は図書館派ですが、この本は読了後、購入しました。2019/10/16

入江・ろばーと

0
『本当は恐ろしい江戸時代』もそうだけど、なんでこの人はこんなに江戸時代に対して敵意むき出しなの?2018/06/27

竜玄葉潤

0
最近、江戸時代は良かった!ブームは行き過ぎだと思うが、表題の割には内容は普通。若干、天皇に関する表現に右翼を感じる以外は。2018/07/18

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