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内容説明
学習塾日能研と図鑑MOVEの共同企画、日能研クエスト! 平成の南方熊楠、到来!「奇人」の異名をもつ作者がおくる、笑って泣ける生きもの観察記。作者自らが体を張って体験した、生きもののおもしろエピソードが満載! 生きものの知られざる素顔もわかります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
16
小松さん、「裏山の奇人」を読んで以来のファンです。この本は、彼がこどものために、昆虫の行動の面白さ、不思議さ、興味深さを書いたもの。夜、コンビニの灯りに集まる蛾たちは、コウモリが飛んでくると、ばたりと地面に落ちるらしい。そして、コウモリが飛び去ると、また飛び上がって灯りに近寄る。コウモリの発する電波を感じて、捕食者から逃げようとするらしいとのこと。灯りに集まる虫たちを鬱陶しいと思っていたけれど、こんな行動には全く気付いていなかった。よく見てるんだなあと、この本を読みながら楽しみました。2019/11/10
花林糖
5
(図書館本)息子年長。再読6/28・7/5・11/12019/06/07
スリカータ
4
非常に面白かった!「裏山の奇人」で小松さんのファンになり、以降、全著書を読んでいる。子供向けの本書は大人でも面白く、著者のワクワクする気持ちがひしひしと伝わって来る。本当に魅力的な文章を書く昆虫学者だ。スズメバチを飼う話は想像を絶する面白さで、「飼ってはいけない」という締めくくりには、どうして?何が起こったの?と小松さんに手紙を書きたいほど気になってしまった。2019/01/06
ワタナベ読書愛
2
青春の全てを生き物と触れ合うことに費やした昆虫学者が子どもたちに贈る生き物との戦いの記録。人目を気にせずモグラの穴の前で数時間すわりこんで観察を続けるその根性に感動。人間は目的達成のためには、知恵と努力と執念が必要だと実感。名言が多い文章に負けない軽快なイラストが孤高の研究者の魂を愉快に伝えてくれる。 博士が観察しているのは昆虫ばかりではなく、小動物、鳥類、そして人類。自らの妙な性癖なども惜しげなく披露してくれ、子どもだけに読ませるのは勿体ない名品に仕上がっている。誰も真似できない一冊。絶対読んでね♡2020/05/03
ゆなし
2
とても面白かった!!スズメバチをを家で飼ってみたり、蝶の交尾の瞬間を待ち構えたり、モグラを待ち伏せしたり。楽しいそう!そして、そのとき、著者は博士でもなんでもなく、学生だったりしてる。つまり、昔の回顧録だし、ただの趣味。好きって強いな!