内容説明
サスペンス・コミックの金字塔から生まれた衝撃のスピンオフ小説!
連続児童誘拐殺人事件の真犯人の「手記」。それが読み解かれる時、“真実”が明かされる――。
藤沼悟(サトル)の壮絶な追跡の果てに、ついに連続児童誘拐殺人事件の真犯人は逮捕された。犯人は一審で死刑判決を下されるが、発見された犯人の「手記」に頻出する“スパイス”なる謎の存在への呼び掛けから、精神鑑定によって、一転して無罪判決になってしまう。
検察は即日上告するが、犯人はなぜか無罪を勝ち取った弁護士を罷免し、若き弁護士・小林賢也(ケンヤ)が国選弁護人として指名された。
彼はサトルの親友であり、自身も事件の当事者の一人だった。
ケンヤは戸惑いを覚えながらも、手記を通じて犯人の不可解な内面を探り、己の“正義”をも突き詰めていこうとする。
そして、ついに訪れる最高裁での審理。そこで明かされた、ある“真意”とは……!?
文庫化にあたり、原作者の漫画家・三部けいと一肇の対談記事を特別収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アラレ
18
以前、映画を観てアニメ版と漫画も見た程好きで、この文庫を見つけ嬉しかった!真犯人の手記によって心の謎が徐々に明らかになっていく。悟の親友ケンヤが国選弁護人になる過程で深みが増したし。。。切なさが残る終わり方もまた良かった。2024/06/16
小梅さん。
8
タイトルの意味を変えてきたなー。 そして、犯人目線が不愉快でたまらない。 どう言ったって、その身勝手な最低な犯罪に共感するところなんてかけらもありえない。 悟と仲間が必死で悪と戦うからこそ、この物語は面白かったのだと痛感。2018/09/05
天音春子
1
キャンペーンで無料で読んだ。 漫画もアニメも見たのでネタバレは大丈夫だった。 正義や悪は何か考えさせられた。 正義は主張すると怖い物だと思った。2018/11/30
Urmnaf
1
37人を殺した連続殺人犯と、その教え子で、犯人逮捕に尽力した若手弁護士。彼はなぜ、弁護を引き受けたのか?犯人が残した手記の意図とは?犯人視点で、あの事件を振り返る。というか、ほぼほぼ本編漫画の振り返りなので、本編読んでなくても粗筋は分かるかと。(本編読む楽しみが台無しになってしまうので、お薦めはしませんが。)どうにも本編漫画との微妙なズレが気になると思ったら、漫画が完結する前に書かれた模様。漫画、アニメ、実写映画、小説が同時並行で製作され、それぞれ 独自の世界を作ってしまった感じ。2018/09/18
もりりんの母
1
・しばらくぶりにコミックス読んでみたくなりました。ケンヤが○○の弁護士として法廷に望む。そして--2018/09/08
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