光文社新書<br> アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?~心をつかむニューロマーケティング~

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光文社新書
アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?~心をつかむニューロマーケティング~

  • 著者名:廣中直行
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2018/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334043650

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内容説明

消費者への聞き取りやモニタリング調査のマーケティングは終わった。今や「脳」を見て無意識のニーズを探る科学の時代だ。商品開発の鉄則は人々が自分でも気が付いていない「欲求」を呼び覚ますモノを提示すること。そのための、より確実で効率的な戦略がニューロマーケティングである。「新奇性」と「親近性」、「サプライズ」、「計画的陳腐化」、「単純接触効果」、「他者の力」。最新の認知研究によるヒットの方程式を大公開。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

31
訳もわからず力技でモノを売り歩く時代は終わった。売れないのは売り手と買い手の思いにミスマッチがあるからだ。 売る側としては欲しい人のところに欲しいものを届けたい。ニューロマーケティングの原点に戻ると、これはその予測精度を上げる技術である。 一方で買い手としては、作り手、売り手のメッセージを強く感じたい。これはお金以上の価値がある。これは私のために作られたような商品だ。だから必ず私が買い求めるといった具合にお客様の脳内に展開されるのが誰もが行いたい、人間の好みや思考を知るマーケティングなのだ。2019/09/22

富士獣

9
ニューロマーケティングの入門書。実験結果自体は聞いたことあるものが多かったけど、基礎理論の解説やビジネス面での応用は勉強になった。章ごとに実務者2人と対談する形式が面白い。2020/01/31

たか

7
平易な文章だからどんどん読める。アップルやマーケティングに興味ない人もぜひ。2018/12/30

FuSa

7
ニューロマーケティングについて、学術的なことと、実際のビジネスでの実践(応用?)例とを分かりやすく併記しようと試みた書。現役ビジネスマンとの対話がリアル。学術的には、かなり最近の文献も引用されているので(分野そのものが新しいので当然と言えば当然か)最前線の知見なんでしょう。悪い言い方をすれば、如何にして我々の物欲を刺激するか、手に入れるべきだと思い込ませるか、を研究しているということになる。その逆は依存症脱却の治療法になるのだろうけど。2018/12/10

maimai

5
現代のアメリカに関して商品開発は科学的、心理学的に行なっているみたいです。「新規性と親近性」「単純接触効果」「感覚的にいい気分にさせる」といったニューロマーケティング戦略を行うことで商品の販売を促進するみたいです。企業での営利活動を行う上で自社の製品をどう売るかが大切な要素になってくると考えるので経済を潤す上では商品をどう売るかの戦略が大切なのだと感じました。企業は色々と自社に関して考えているけど結局成功したもん勝ちなのかな、どう自社をマーケティングすればいいかを考える必要があるのかな。2020/09/04

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