内容説明
『表現のための実践ロイヤル英文法』の著者の1人である、マーク・ピーターセン先生による特別編。
日本人の書く英文によくあるミスや誤解について、その原因と解決策を明快に講義しますので、「自分の英文が正しいかどうか、『自分で添削する力』を付けたい人」にピッタリです。「なるほど」とうなずきながら、時々ハッとする、気軽に読めてスキルを高めることができる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
7
日本語の読点(、)以上に、英語のコンマの使い方を意識した方がよい。コンマの有無や位置だけで英文の意味がまったく違ってしまう場合があるからだ。「制限用法」と「非制限用法」という名前にも、その意図が潜んでいる。 2022/08/13
Nobu A
5
「日本人の英語」シリーズと被るところもあるが、相変わらず痒いところに手が届き、ツボを押えた分かりやすい解説。日本人研究者の英語論文や大学生の英作文を30年以上添削しても、未だに訂正箇所が殆ど変わらないのが執筆の理由だとか。中高校時にきっちり導入すれば、間違いが少なくなる可能性があるかもしれないが、内容的に結構高度。情報過多の懸念や言語の再構築を考慮すると、英語習熟度がある程度向上してからの方が理解しやすい気がする。学習者としての雑感。自然な英語を目指すなら、読むべき本。復習も兼ねてとても勉強になった。2018/12/31
こさみ
3
「表現のための実践ロイヤル英文法」の副読本として「日本人のための英語」のエッセンスが整理されている。1講ずつが短いのですきま時間で少しずつ読み進めるのにちょうどよい。日本人学生の英作文の添削の過程が解説されていて、添削された文章での接続詞の選び方や何気ない副詞の使い方が特に勉強になった。2022/07/30
ちばりえこ
2
薄い本ですが中身が濃い一冊。日本人が間違いやすい英語について、ここまで分かりやすく解説した本を初めて読みました。大学で英作文の添削を長年されている著者ならではと感じます。翻訳するとき「の」にofを使いすぎていないか、仮定法の時制はあっているか、文章がぶつ切りになっていないか等意識が高まります。特に形容詞が複数並ぶときの順番について、日本の工芸品はJapanese traditional crafts だと思っていました。正しくはtraditional Japanese crafts。まだまだ勉強中です。2020/04/03
user
2
日本人が間違いやすい英文法をまとめている。 読んでよかった。2018/10/06
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