内容説明
ダイナマイトをふたりで抱えて爆死した男女。
セックスをしたまま心中をしてしまった男女。
奥さんの下着をつけたまま自慰の途中で心臓発作で亡くなった夫……
。隠蔽されることの多い男女が絡まる死を、東京都監察医務院での30年のキャリアをもつ著者は冷静に見てきた。
心中、無理心中、殺人、自殺……。
どれをとっても、美しい死体などないと断言しているが、死ななければならなかった彼らの人生に思いを馳せずにはいられない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
青木 蓮友
10
死に方かー、、思わず黙って遠くを見てしまった。まったく我ながらよく平然と生きてるな、とあらためて思う。どうやって死ぬのかも、それがいつかも知らないのに。いちばん印象深かったのは「貪欲なおばあさんの腹上死」で、はっきり言って憧れです。素敵すぎ。還暦で二十歳の学生となんて、あー、でもちょっと離れすぎ、いや、いいでしょう。それが死因なら尚更あっぱれ。上野先生の「繰り返すが、一晩に三回だ」に、ちょっとニコッとしてしまった。どっちみち死ぬのに、明日がくるかはわからないのに、自殺心中殺人のさっぱり意味がわからない。2017/11/03
よみ
9
はじめの方の心中についての話題は興味深く読めたのですが、題名の通り死体の話ばかりなので、読んでいて体がゾワゾワしました…2017/08/08
Yumi
4
こういう世界もあるんだなぁと思いました。「死に優劣はない」という言葉が印象的でした。2017/11/20
二人静
4
『死体は語る』『死体は切なく語る』そして今回『男と女の悲しい死体』と、この筆者の本は3冊目。とは言え、最初の2冊を読んだのは今から15年も前だから、今回は久々の『死体』シリーズ。「昔はこうだった、今はこうだ」という筆者特有の決めつけを、最初こそ「ほお、そうなんだ!?なるほどね」と新鮮な驚きがあったけど、2冊目3冊目となると、次第に辟易してきた。またタイトルがタイトルだけに、性描写が生々しく、ある状況を想像して体のどこかが痛〜くなる描写もいくつかある。でも何のかんの言って、また他の本もまた読むんだけどさ。2014/04/21
ジョージ
3
面白い☆ 2021/04/10
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