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内容説明
ウェブカメラ、スマホ、テレビ、車、冷蔵庫、AIスピーカー……。
あらゆるものがネットにつながる今こそ読むべき1冊!
今、新手のサイバー攻撃に世界が戦々恐々としている。
いわゆるIoT機器を標的にした特殊なマルウェア、「Mirai」だ。
Twitter、Amazon、Netflix、PayPalのシステムをダウンさせた。
従来のウイルスと異なり、Mirai はパソコンやスマートフォンには感染しない。
テレビ、ブルーレイレコーダー、ウェブカメラ……。
ネットにつながる無防備な家電や機器のすべてを対象とする。
第4次産業革命といわれ、社会に大きな変革をもたらすとされるIoT。
本書は、その利便性の陰で忍び寄る新たな脅威を探る1冊である。
NHK「あなたの家電が狙われている~インターネットの新たな脅威~」、待望の出版化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
25
ウェブカメラ、スマホ、AIスピーカーなどのモノのインターネット(いわゆるIOT)の安全性について論じた書籍。ウェブカメラを乗っ取られた家族の話からはじまり、IOT機器に特化したマルウェア「Mirai」に関する脅威だったりと、近年身近になっているIOT機器の脅威について語られている。自分もスマートスピーカー、ウェブカメラなどのIOT機器を大量に所有しているので、セキュリティについて再度考えさせられた。2018/08/26
mj
13
IoTクライシスの本2018/12/08
izw
8
IoTデバイスが普及する中、ネットワークに接続されているだけにサイバー攻撃にさらされている。ベンダーの危機意識が低いままに制作された製品が多数で回ってしまっている、搭載されているコンピュータの能力が低い、利用者の意識が低い、など様々な要因が重なり合って、ハッカーたちに狙われている。その機器だがハッキングされて終わりならばまだしも、その機器を踏み台に、他の標的を攻撃するなど、ネットワーク全体に対する脅威も高まる。危険が迫っていることは良く分かるが、どうすべきかに対する明確が回答がほしいところだ。2018/08/19
G-dark
7
テレビ、ブルーレイレコーダー、ウェブカメラなど、ネットに繋がるIoT家電の脆弱性についての本。ハッカーに侵入されて乗っ取られたり、マルウェアに感染しやすい深刻な事態なのにパスワードが初期設定のままだったりセキュリティプログラムのアップデートを怠ったりと、IoT機器が非常に無防備なことに危機感を抱かせる内容です。留守番中の子どもの様子を見守るために設置したウェブカメラが勝手に動き出して、見知らぬ誰かに生活を覗かれる…、この本で紹介されている事例を想像するとゾッとしますが、実際に起きていることなのですよね。2018/08/20
Junichi Wada
6
家電製品など身近にある様々な物がネットワークに繋がる時代が到来している。パソコンやスマホにセキュリティの概念があるが、ネットワークに繋がるエアコンや冷蔵庫にどうセキュリティを消費者が高められるのか?しかし、現実問題としてリスクは存在する。ネットにつながるペースメーカーにソフトウェアに脆弱性が確認された。しかし、遠隔医療に役立っている。リスクは存在するものの、メリットは大きい。今後IOTが広がって行くのは間違いない。その中で消費者はいかに自身を守る事ができるか。2018/12/16