TOブックスラノベ<br> 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~貴族院外伝 一年生

個数:1
紙書籍版価格 ¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader

TOブックスラノベ
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~貴族院外伝 一年生

  • ISBN:9784864727327

ファイル: /

内容説明

2022年春TVアニメ第3期放送決定!
シリーズ累計500万部突破!(電子書籍含む)
「このライトノベルがすごい!2018&2019」祝・2年連続第1位!(単行本・ノベルズ部門)
本編では描かれない、第四部「貴族院」の面々の物語を集めた初の番外編! 書き下ろし短編を多数収録!

春の卒業式を終え、貴族院の図書館は静けさを取り戻していた。司書を務める教師ソランジュはローゼマインが入学してからの、刺激に満ちた一年間を振り返る。
「今年の貴族院は特別な思い出がたくさんあります」
本編とは異なる視点で描かれる学園生活。ヴィルフリートやハンネローレ、オルトヴィーンといった一年生の領主候補生たちを中心に、ローゼマインの側近たちや、エーレンフェスト寮の学生、寮監なども登場。貴族院の知られざる毎日が今、鮮やかに蘇る! 
本編の二年生を目前に控え、思い出噺に花が咲くビブリア・ファンタジー!
大幅な加筆修正に加えて、書き下ろし短編×10編を含む合計18編を収録した、シリーズ初の番外編!
椎名優描き下ろし「四コマ漫画」も収録!

<収録短編>★は書き下ろし
★ソランジュ視点 プロローグ
★コルネリウス視点 護衛騎士として、兄として
ローデリヒ視点 貴族院のとある一日
ハンネローレ視点 独り言が起こしたディッター
★ルーフェン視点 素晴らしきディッター
ヴィルフリート視点 優雅でいられない貴族院生活
ハンネローレ視点 間が悪いのです
★ヴィルフリート視点 女のお茶会
★アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士
★ユーディット視点 置いてきぼりの護衛騎士
ハルトムート視点 ダンケルフェルガーの女
★ヴィルフリート視点 男の社交
★トラウゴット視点 予想以上にひどい罰
ヴィルフリート視点 叔父上の側近
ハンネローレ視点 エーレンフェストのお茶会
★オルトヴィーン視点 ドレヴァンヒェルの姉弟
ハンネローレ視点 エーレンフェストの本
★ソランジュ視点 閉架書庫と古い日誌

著者について
●香月美夜
本作でデビュー。
主人公以外の視点で短編ばかりを書き下ろすのは結構大変でした。長編の連載の方が、私は楽かも……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すがはら

119
外伝。ローゼマイン以外の視点で貴族院の様子が語られ、ローゼマインの規格外さと非常識加減がよく分かった一冊でした。やはり学園ものは楽しい。ハンネローレが実は本が余り好きでなかったというのが一番のショックでした。ローゼマインが貸した本をきっかけに本好きになってくれると嬉しいです。2018/10/27

kitten

95
kindle版を購入。発売日に読む。 貴族院の一年生の時の話だけで外伝ができるほどエピソードが多いのがすごい。アンゲリカ目線の話、ハンネローレ目線の話がよかった。web版既読だけど、この外伝は書き下ろしのほうが多いらしい。オルトヴィーンとヴィルフリートの友情、アドルフィーネの意外な一面。ハンネローレ目線は、彼女が可哀想になってくる。今まで、「間の悪さ」でキャラ立てされたキャラなんてあっただろうか?評価、星42018/10/10

☆よいこ

85
貴族院外伝①ローゼマイン以外のキャラ視点からのSS。電子版にて既出多+書下ろし10編を含む合計18編。大変だった貴族院1年生の時の裏側で、その他の人達がどう動いていたのかがわかる。ハンネローネが可愛い。『ダンケルフェルガーの女』はクラリッサとハルトムートとの初接触に(笑)▽2年生、3年生と続けて出てほしい。2020/08/21

よっち

64
本編とは異なる周囲の人物からの視点で描かれる学園生活。いや何というか他者からの視点から見るとしみじみとローゼマインがいろいろ既存の概念を覆す存在で、エーレンフェストだけでなくもっと大きなところまで彼女を中心に大きく流れが変わりつつあるのを感じますね。そんなローゼマインに対して見方はそれぞれでも彼女を慕っていたり、その価値を分かっている機を見るに敏な人、振り回されるだけで全く分からない人もいたりで、こういう時期こそ何が起こっているのか見極めが重要なんですよね。この時期に出したのが納得の興味深い番外編でした。2018/11/17

まりも

56
ローゼマイン以外の視点でローゼマインが貴族院に入学してからの一年を見たらどうなるのか。そんな疑問に答えてくれるシリーズ初の番外編。ローゼマイン以外の視点で語られる事で初めて見えてくる部分。残念さが際立ったキャラもいれば意外な一面が見れたキャラもいたりと、至る所に新発見があって大変よろしゅうございました。人に歴史あり、本編では語られる事がなくてもこうやって多くのキャラたちが本好きワールドの中で生きているんだと実感できる素晴らしい1冊だった。アンゲリカ、ハンネローネ、ソランジュ視点の話が特に興味深かったかな。2018/10/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13139166
  • ご注意事項