内容説明
子どものころ、無人島を舞台にした『ロビンソン・クルーソー』
『十五少年漂流記』などを夢中になって読んだ人も多いはず。
江戸時代の鳥島漂流記には、このような冒険物語に通じる面白さがある。
しかし、伊豆諸島と小笠原諸島の中間位に位置する、
アホウドリの繁殖地である無人島・鳥島での生活は、楽しいだけではなかった。
無人島での様子、つらく苦しい日々を
綿密な現地調査に基づいて再現し、克明に描かれている。
2003年6月に発刊された本書に加筆改変を施し、
パワーアップさせて『新編 鳥島漂着物語』として再登場。
【目次】
序 洞窟の発見
第1部 享保・元文期の漂流記
1二形船鹿丸の遭難/2宮本善八船の小笠原漂流と鳥島漂流民の救出
第2部 天明・寛政樹の漂流記
1宝暦から天明にかけての出来事/2土佐人長平の孤独な生活/3備前船亀次郎の漂流/4住吉丸の漂流/5故国への帰還/6後日談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
6
図書館本:速読、読了済み。話の展開からして、そう来るかと思う。漂流・漂着した人の話で、原住民と出会うあたりが面白かった。2019/01/05
カツ
5
吉村氏の「漂流」を読んで興味がわいたので。「漂流」にもでていたが、鳥島に約19年も住み続けた人達がいたとは恐れいった。まあ、長平とは違い一人にならなかったのが良かったのだろう。あと、お米も手に入った様だし。小笠原諸島にはこのような記録物はないのかな。あれば読んでみたい。気になったのは「漂流」では土佐船に音吉なる人物がいるのだが記録上では居なくて長六という名前がある。吉村氏はなぜ変えたのだろう。2018/11/07
はなちゃん
3
途中流し読みしながら。1700年代の江戸時代の無人島に流れ着いた人々の話。20年とか13年もアホウドリを主食に雨水などで生き抜いてきたという実話に驚愕。未来の漂流者に向けて、書き置きや道具を残しておいてあげるなど、困難な生活の中でも配慮もできていてすごい。
モルデハイ・ヴァヌヌ
3
同じ島に、時代の異なる漂着船が、何隻も。どのように生活して生き延びたか窺い知ることは非常に面白く、時に心中喝采、落胆する。現代の生活に感謝の念を、覚えること、限りなし。2021/12/27
やむやむ
2
こんなドラマティックな出来事が(本人達にとってはただの大災難だろうが)、広い海の上で何度も発生していたことを初めて知り、鳥島や漂着史にとても興味を引かれた。一次資料、二次資料にも丁寧に当たり、現地取材にも足を運んで書かれた文章はとても面白く分かりやすく、客観的ながらも漂流者たちの記録を通して彼らの人生に寄り添おうとした筆者の気持ちが端々に伺えて、読んでいるこちらも一喜一憂しながら読み終えた。2024/01/31
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