内容説明
マスコミはバカで無自覚に小ウソをつく。
官僚は周到に姑息な小ウソをつく。
その積み重ねが日本を壊す!
・財務官僚のチョンボが「首相の関与」に
・「総理の意向」文書、実は2流、3流品
・特区報道の間違い「今さら訂正できない」
・財務省と厚労省が得する「年金が危ない」
《主な内容》
国を壊すマスコミと官僚の小ウソ――はじめに
第1章 大ウソに乗ったマスコミの小ウソ
第2章 小ウソをかくす「疑惑報道」
第3章 最強官庁はチョンボの果てに
第4章 財務官僚の小ウソの手口
第5章 小ウソも見抜けない野党
第6章 財務省のマスコミ支配
《マスコミのつく小ウソとは、事象に無知なため無自覚につく嘘のことだ。また、官僚の小ウソとは自己保身、私怨などによる周到で姑息な嘘である。
無知のウソ、バカのウソ、保身のウソ、私怨のウソ……。
一つひとつのウソは小さなものであっても、その積み重ねが国を壊しかねない。》(「はじめに」より)
《森友学園問題の政府答弁では、交渉記録の保存期間は「1年未満」なので、保存していなくても「法令に即して適切に処理した」という答弁が連発された。
しかし、この「法令」という言葉がくせ者なのだ。「法令」を正しく定義すれば「法律」と「命令」で構成されている。法律は国会で作られるが、命令とは、政令や規則など官僚が作るものだ。
つまり、「法令に即して適切に処理」とは、官僚が自ら作った命令に従ったのだから正しいという「上から目線」だ。》(本書より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
13
獣医学部の新設にあたり、正式な方向書ではなく課長クラスのメモにあたりをつけたマスコミが、火に油を注いだのが実態だったかと…。こんなくだらないことで公共の電波を使ったこと、そのために国民が偽情報をつかまされて判断を誤ったこと、そこまでして安倍政権を貶めたいのなら、正々堂々と政策で戦えばいいのに、と思ってしまいました。ここ1年テレビというものをほとんど見なくなりましたが、自分に必要な情報を正しいソースから取り出そうという意識になったのは、非常によかったと思います。2021/12/10
Shinsuke Mutsukura
1
いかんなぁ、新年早々こんな批判的な本を読んでは．．． まあ、金融政策と雇用政策が連動しているので、若年層の安倍政権の支持率が高いのは当たり前。 邪魔なのは、左巻きの老害連中で、世間のために役にも立たない。 そんな連中が民進党だのわけのわからん政党を支持しているのが害毒。 しかし、民進党だの立憲なんたらなんて連中は、名前変えまくって詐欺をしている集団みてぇだ。 あの連中が財務省の言うことしか聞かなかったのを忘れてはいけない。2019/01/05
ホリエンテス
0
官僚の退廃。マスコミの凋落。 世の中にバレてきてはいるが世の中を誤った方に進めている人たちがいる。2021/02/25
ニライカナイ
0
金融政策が雇用政策。2018/09/27
