内容説明
子ネコを養う母カラス、公平な餌やりを人間に求めるウマ……動物たちは豊かな心をもち、時に、種を超えて交流する。世界的ベストセラー作家でもある森林管理官が、長年の経験と科学的な裏付けをもとに、生き物の心を描く、傑作ネイチャー・ノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クリママ
38
動物に精神生活、感情はあるのか。飼っている様々な動物、自然の中の動物、鳥、魚、昆虫まで、実際に見聞きしたことから、彼等の様々な感情を推察する。遺伝子による本能だけでなく、脳の構造が違っているにしても中枢神経の細胞があり、それが意識や情動を起こすことはないのか。残念ながら、科学はまだ達していない。前著「樹木たちの知られざる生活」では、まさにプロの観察眼に感銘を受けたが、今作では、観察は素晴らしいものの、科学による裏付けができず、やや物足りなさが残った。2024/03/27
マリリン
38
森林管理官はドイツでは人気のある職業だという。林業の奥深さを感じ読んだが、森林での動植物の生は自然の摂理の中で生き残る知恵の宝庫。害となる生き物が益であったり、不思議な習性に生き残る知恵が隠されていたり、とても興味深い。砂浴びの効用は知っていたが、泥浴びは知らなかった。記憶・思考・感情...動物のそれは思いのほか豊かだ。蜜蜂は方向を知るために、コンパスとして太陽を用いる。匂いと情欲・子育ての話も面白い。「動物の予言」の項は読んで痛みがはいる。視覚の反応も脳の感受性で鍛える事ができるとは。改めて痛感。2020/06/29
まさ
29
植物に続いて動物編、と言ってよいかな。ヒトとの距離が一層近づいた。決して本能だけで生きているわけではない。様々なところに類似性がある。幸せや苦しみを感じるのだ。科学的ではないと指摘されるかもしれないけど、人間の行動自体、理屈で説明できないものは多々ある。日頃から多くの生き物と接しているからこそ、相互感受も豊かになるのかな。2020/08/10
たまきら
27
「後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ」と同じ内容でした。2022/02/21
まろまろ
20
人間は動物に対して優位な立場にあると思いがちだが、動物は人間を特別だとは認識せず天敵とそれ以外を区別しているにすぎない気がする。彼らは人間を超える能力を持っている可能性もあり「人間なんてまだまだだなあ」などと思われているかもしれない。動物のことを考えている時や動物に接している時のペーター・ヴォールレーベン氏の幸福度は、どれほど高く深いことだろうと思う。そして読み終えると、動物に興味津々となる。2022/09/24
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