内容説明
ベストセラー『沿線格差』執筆陣の一人が分析!
首都圏20駅、全国3大都市14駅の
これから“伸びる駅”を見極めるポイントとは?
鉄道ライターだから考案できた独自の基準・「拠点力」をもとに解説!
新宿駅と品川駅、最強ターミナルはどっち? 渋谷駅と池袋駅、これから伸びる副都心はどっち? 築地駅と豊洲駅、集客力が期待できるのはどっち? 蒲田駅と浅草駅、大人が楽しめる歓楽街はどっち? 梅田駅と難波駅、ターミナルとして将来性があるのはどっち? ……など、利用客の視点からはわからない主要駅の「本当の実力」と将来性を、ベストセラー『沿線格差』の執筆陣の一人で、鉄道ライターとしても知られる著者が、独自の基準である「拠点力」をもとに徹底分析。鉄道と駅の歴史がわかれば、街の見方が変わる。
目次
第1章 なぜ、「ライバル駅格差」が生まれたのか?
第2章 首都圏20駅ライバル対決
第3章 これから“伸びる駅”を見極めるために
第4章 全国3大都市14駅ライバル対決
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
asobi
3
タイトルは「沿線格差」からの流れで、まあ版元の意図なんでしょう。ライバル駅の比較よりも鉄道整備の歴史で知らないこと、また最新の事情が分かるので満足。まあ他の本の使い回しはあるのかもしれないが。東京駅、渋谷駅などが通過駅になることで駅の勢力が変わってしまうってのはその通りだよね。玉川電車や京成、東武の話が面白かった。2018/10/27
Abercrombie
3
ライバル対決はほぼなく、社会情勢を絡めた各駅の歴史が主。勉強にはなるが、ちょっと退屈でもある。2018/09/20
まるす
1
東京を中心に拠点となる駅に注目し、駅毎に成り立ちから現在の発展までを解説。2駅を比較する構成になってはいるが、比較の意味はあまりないような…。特に北千住や王子の由来は知らず面白かった。終盤の名古屋、大阪、福岡は流し読みしてしまった。その地域の土地感がいくらかないと楽しめないかな。鉄道好きよりも街や明治から現代までの歴史好きにおすすめと思いました。2024/05/30