- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
外国為替市場の消滅、完全キャッシュレス化、金融の民主化……。フィンテックや仮想通貨の発展によって、今後確実に生じる革命的な変化に、私たちはどう備えるべきか。わかりやすい解説で人気の為替アナリストが教える「通貨の未来図」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
22
今まで読んだ仮想通貨の本では1番面白かった。通貨とは価値の交換、支払いの手段、価値の尺度、価値の保存であると。実際にはビットコインを代表する仮想通貨には投機の面が強すぎる。自分が実際に手を出すのは怖いが無国籍という強みがあるので円に対するリスクヘッジとして保有するのも有りかも。5年前に書かれた本の予測通りに現在なっているのが面白い。2023/09/30
templecity
4
FX取引が一般的でなかったのが、Web基盤や法整備がなされて発展したように、仮想通貨も環境が整って発展していく。今は人々の期待感だけで上下している。何かの指標があるわけで無い。通貨とはという定義があるが、先進国で信用のある国で無ければ実通貨を発行・管理することはできない。しかし仮想通貨はFinTechの発展とともに伸びていく。2018/09/14
snowboy
2
新しいプロジェクトで突然仮想通貨を取り扱う事になって半年。ちょっと真面目に取組んでみようと手にとって読んでみました。仮想通貨を取り巻く環境や大きな展望まで言及されていたので、理解する基礎作りには役に立ったかなと思います。通貨の3つの原則、価値の交換・価値の尺度・価値の保存を軸に法定通貨との比較をしており、興味深かったです。法定通貨の金本位制に対して、仮想通貨は技術本位制ということでしょうか。1年前はこんな胡散臭いものはねえな!と思っていましたが、今は少し肯定的に見ることが出来るようになりましたかね。2019/02/11
puapua
1
著者はモーサテ等でもおなじみの為替の専門家であるが、その著者が仮想通貨を冷静に評価しているのは面白い。「仮想通貨は夢の技術で既存の通貨を駆逐する」という論調から、「仮想通貨は壮大な詐欺。無価値な物」という論調まで入り乱れる中、為替の専門家が通貨の歴史から冷静に仮想通貨を論じているのには一読の価値あり。2018/10/18
Minato Japan
1
これ一冊で仮想通貨のことが分かる、というわけではないが自分がこれまで読んできた本とはやや違う切り口でまとめてあったので参考にはなった。2018/09/03