中公新書ラクレ<br> 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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中公新書ラクレ
読む力 現代の羅針盤となる150冊

  • 著者名:松岡正剛【著】/佐藤優【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 中央公論新社(2018/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29),中央公論新社 GW特大フェア ポイント増量!(~5/12)
  • ポイント 320pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121506160

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内容説明

松岡氏、佐藤氏、初の対論集!
既存の価値観がすべて費えた混沌の時代に、助けになるのは「読む力」だと二人は言う。
「実は、高校は文芸部でした」という佐藤氏の打ち明け話にはじまりサルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、島耕作まで?! 混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示する。これが、現代を生き抜くための羅針盤だ。

◎内容例
松岡 本はコストパフォーマンスもいいし、折ったり、赤線を引いたりしながら読めます。
ダブルページ(見開き)単位で内容を追っていけるのもいい。スクロールでは、かなり段落を短くしないと読みにくい。
佐藤 僕も「本は汚く読め」と言っています。
松岡 賛成。僕も「本はノートにしろ」と言っている。
佐藤 どうしても綺麗に読みたければ、二冊買えと。一冊は書き込んで、一冊は保存用にすればいいのだから。(本文より)

【目次】
第一章 子どもの頃に読んだのは
第二章 論壇からエロスも官能も消えた
第三章 ナショナリズム、アナーキズム、神道、仏教……
――国内を見渡す48冊
第四章 民族と国家と資本主義
――海外を見渡す52冊
第五章 ラッセル、養老孟司、弘兼憲史
――「通俗本」 50冊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

140
かなりレベルの高いというか読む本自体が難しいものが多いお二人の対談集です。子どもの頃の読書経験から始まって最近の読書傾向などについて話されたのちに、三つの分野の本についての紹介がされています。150冊のうちの通俗本50冊は自分でも読んだ本が多いなかなあと思っていたのですが、やはり程度が高いものが多く私には非常に参考になりました。2018/05/12

gonta19

131
2018/4/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。 2019/9/25〜9/26 松岡正剛氏と佐藤優氏が対談しながら、読むべき本について語る対談集。松岡正剛氏は名前は知っていたが、どういう人なのかあまり良く知らなかったが、佐藤さんとガッチリ組み合っているところからしても、凄い人であることがわかる。恥ずかしながら紹介された本で読んだことのあるのは2,3冊であった。2019/09/26

zero1

97
「千夜千冊」の松岡と元外務省主任分析官の佐藤。二人が優秀な読書人であることは議論の余地がない。では、多くの人が【本を読まない】現在、本書の意味は何か?結局【自己満足】でしかない。それ程までに【読書離れ】は深刻。二人は【読書の海に生息するシーラカンス】。本書で紹介された【130年の思想で150冊】は一部を除いて(後述)人気のない本の代表格。今は【通俗本】ですら読まない時代。対談なので図書館で借りて軽く読む。そして内容は忘れる。それだけの価値しかない新書。本書が指針になる読者は【絶滅危惧種】。2022/05/16

マエダ

74
佐藤優さんと松岡正剛さんの対談。一人一人の書の方が面白いと感じた。小林秀雄と岡潔の対談ほどにはならなかった。2018/05/17

こばまり

60
裸足で逃げ出したくなる知の巨人たちによる対談本。自分では到底理解できぬであろう本の話をされても楽しいのは、話し上手なのと読者にレベルを合わせてくれているから。恥ずかしながら150冊のうち既読は8冊のみ。読まねばならぬ本が続々と増えてしまった。2022/03/07

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