中公新書ラクレ<br> 歳を取るのも悪くない

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中公新書ラクレ
歳を取るのも悪くない

  • 著者名:養老孟司【著】/小島慶子【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2018/08発売)
  • 輝く夏空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/13)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121506276

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内容説明

長生きは喜ばしいことのはずなのに、人生百年といわれてもまるで希望が持てないのはなぜ? これからの人生に不安がいっぱいの小島さんが、傘寿を迎えた人生の先達、養老先生に率直な疑問をぶつけます。私たちはいつまで働き続けなければいけないの? 今の仕事は自分に合っているの? なぜ自分の気持ちをわかってもらえないの? 夫婦関係ってこれでいいの? 今とは少し違う景色が見えてくる、幸せに生きるためのヒントが満載です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きり

3
世間と折り合いが悪いと感じている養老さんと小島さんの対談。小島さんからの質問に養老さんが応える。お二方とも、世間一般でいう標準からは外れた人生を送っており、その言動には共通項も。かつて思春期の悩みであった“どう生きるか”という問題が、今や中年の問題となっている。それは、社会が安全安心になり都市化し、歳を重ねたとて人間力が育っていないから。生きることに必死だった昔、それは高等遊民のもつ悩みであったと。身体を動かすことが大事。自力で動くと脳が刺激され、外界を理解しようとする脳が育つ。興味深い話が多かった。2025/06/21

fukui42

3
「満員電車で友達はできない」「参勤交代制にすれば、田舎も活性化して、病んでいる都会の人たちが新たな人生を手に入れられる」「結婚は脳の計算ミスってぐらいに思えばいい」と、わかりやすい話も多かった。計算ミスねえw。お二人の息の合った対談(構成が上手いのかも)もまあよかった感じです。2020/07/12

Kenji Nakamura

3
ふむふむ🐈❗️2019/10/17

紙狸

3
18年刊行。養老猛司さんとエッセイスト小島慶子さんの対談。養老さんを「思慕」すると公言する小島さんが、様々なテーマを振る。養老さんは時にそれに乗り、時に乗らない。たとえば恋愛については、「僕は男女関係というのは基本的には扱わないの」とかたくなだ。常識に異をとなえる養老節が聞ける。新卒の就職内定率が高いことについて、「いいような悪いようなニュース」と言う。「だって若い人が既存の社会に易々と組み込まれるわけでしょ。結局、いまある社会が変わらないということを意味しています」と。賛成できなくても、刺激は受ける。2019/02/14

まさえ

3
シャルルボネ症候群って初めて知ったので、難しそうだけど今度「幻覚の脳科学」も読んでみようと思います。國分さんの「中動態の世界~」も読んでみようと思います、こっちも更に難しそうだけど^^;2018/07/15

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