内容説明
将棋の河辺名人は、定山溪で新鋭の山本八段と最高位戦をたたかう。そこは17年前、対局中に愛娘の誘拐を知らされた因縁の場所だった。名人の不吉な予感は当った。美しく成長した娘・万里が、行方不明になったというのだ。またしても……。江戸川乱歩賞受賞の名作『殺人の棋譜』の続編ともいうべき、迫真の長編推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アヴィ
3
自身の乱歩賞受賞作に新と付けて続編を出すというのはありそうでなかったパターン。当時誘拐された幼児が妙齢の女性に成長して再登場。だがその彼女がまたまた人質に、なかなかあり得ない設定だが、どうなってしまうのかというサスペンスな雰囲気が強く最後まで読んでしまう。ただ相変わらず将棋はあまり関係ない。2025/01/26
コマンドー者
2
斎藤栄氏の乱歩賞受賞作の続編。17年後の実際の刊行年と同じ時間経過したその後の登場人物がまた犯罪に巻き込まれる。前作もそうだったが、今回も将棋と事件が全く関連ないやん・・・という点も相変わらずだが、立て籠もり事件の展開はなかなかサスペンスフルでそこそこの出来である。2024/08/08
ハロー
1
一体、将棋の名人ってのはどういう頭の構造してるんだろうな~。2017/04/09
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