内容説明
本書は雑誌『選択』に2008年から10年にわたって今も連載されているコラム「皇室の風」を書籍化するものです。いまや天皇による退位の表明がなされ、「平成」はカウントダウンの段階に入りました。この30年がわが国の歴史においていかなる時代であったのか、社会の変動と皇室がどうかかわってきたのか、そしてきたるべき新元号のもと、皇室と日本はどうなっていくのかを展望します。
目次
◎遠くなる「昭和」をめぐって
◎「平成流」皇室とはなんだったのか
◎慰霊の旅から
◎皇室における公と私
◎きたるべき新時代に向けて
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
15
600ページほどのこの本は雑誌における連載10年分のまとめとのこと。 驚くべきは、最近の秋篠宮の「節約」発言のなかみや、今上天皇のこれまでのおことばの主旨との重なりが多かったりする点である。 もしかして、天皇家の人々が連載を読んでいたのか。あるいは、著者が天皇家の人々と深く通じていたかのどちらかだと勝手に確信しながら読み通した。 いい意味で内容に驚いた。歴史に対して科学的、かつ政治的にニュートラルな立場で「天皇制」について考えようとする者にとって必読の書になるのではないかと感じた。2019/01/08
伊達者
1
朝日の名物皇室記者が,某情報雑誌に長期連載しているコラムをテーマ別に編集したもので分厚い。皇室に関わる歴史的なことにもページがかなり割かれている一方,エピソードも多く含まれ面白く読んだ。皇族の言動に厳しい指摘などもある。2018/10/25
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