内容説明
「このままでは過労死するかも」
「プライベートがまったくない!」と悩む教師の方、必見!
あなたが長時間労働になっているのは、あなたのせいではありません。
教員は、「給特法」という法律のもとで、どれだけ働いても勤務時間を把握されず、
「自主的に」残業しているとされて、いくらでも仕事が増やされてきたから、
民間企業や一般公務員ならありえないほどの職務を担わされて、帰れなくなっているのです。
「給特法」のせいで、教師は民間企業や一般公務員と違って、
月8時間程度の残業代だけで、いくらでも残業させてよい状態にされています。
教師の多くが過労死ラインの月80時間以上の残業をさせられている状態になったのは、
この「給特法」という法律のためです。
いま、この状態の中で、どうしたら自分の身を守ることができるのか?
教師の長時間労働問題をわかりやすく伝え、いざというときの身の守り方を考えるための1冊です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
28
働き方改革よりも酷い。残業させ放題させても、給料定額!まさに働かせ放題。誰も先生になりたくなくなる。この本が出て6年でやっと動き出した。2019/08/03
ステビア
20
給特法即時改正を!2022/02/24
あゆみらい
17
お恥ずかしながら、公立の教員に残業代がないことを知りませんでした。残業0でも100時間でも同給料…。しかし残業80時間/月でも超えが5割。休憩時間は10分…。先生!よく頑張れますね😭2022/08/28
futabakouji2
15
教師のやりがいを利用して、ただ働きさせているとんでもない事情を知ってしまった。働いた時間は給料としてもらえるものという前提が崩壊している。こんな仕事に就きたい人はいないよな。教師の数が足りないのにどうやってこの先教育をよくするのやら?疲れ切った先生に多感な年頃である生徒を任せるのも大変である。先生もストレスでいじめをするよなと思ってしまった。2019/11/03
しめ
7
教職がブラックということは以前に比べかなり世間に認知されてきたように思うが、ただそれだけ。現場の待遇が改善されたわけではない。自分の周囲を見ても、かなり純朴というか、やりがいのために「聖職」を全うしようとしている人が多い。子どものために働くことのみが「善」とされ、教師の仕事かどうかグレーな部分を無視したり、それに疑問を唱える者は「悪」。そんな風潮がないとは言わせない。法や制度を知らなければ声の上げ方も分かるはずがないが、自分で学べ、知らない方が悪いというのは乱暴。行政はその点において責任を負っている。2019/06/09
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