内容説明
なぜ偏向報道が生まれるのか? 誰がやっているのか?
ネットで「嘘の新聞」と検索すると「朝日新聞?」と出ることが話題になった。NHKもネット上でN(捏造)H(反日)K(協会)と呼ばれている。加計・森友学園問題は、図らずもメディアの偏向報道を国民に広く知らしめることになった。だが、なぜ偏向報道が生まれるのか? 誰がやっているのか?
本書では、元NHKアナウンサーとして異彩を放つ注目の若手国会議員が、日常に潜む、新聞、テレビ、ネットから流される偏向報道・偏向番組を徹底検証し、業界に巣食う“確信犯”の存在を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
29
朝日とNHKは反日偏向と言い張る側の代表格として和田政宗の本を読んでみた。新聞やテレビよりもネットを信じて、という内容。財務省の書き換え疑惑を徹底的に追求したのはマスコミじゃなくて官邸と自民党らしいですよ。ご自身の太田理財局長へのどうかと思う質問の経緯も書いてあるけども。それによりメデイアリンチを受けたと。しょうがないのでは?最後に最近は左派もネットの拡散力をつけてきてるから注意して、 だってさー。 2018/12/03
hk
17
古くは731部隊から直近におけるモリカケ問題までを例にとって新聞・テレビの偏向報道を指弾している。ねつ造、改ざん、問題の矮小化、言葉尻拾いなど、手練手管をもちいて特定の政党に有利な方向へと世論を誘導するメディア。だがネットの登場で市井の人々がその欺瞞に気づきつつある。目下既存メディアの中でスケープゴートとなっているのは朝日新聞だ。 グーグルで「嘘つき新聞」の文言で検索すると、予測変換で「もしかして朝日新聞では?」と表示されるらしい。 自業自得の部分も多いが、穢れを一手に引き受けた朝日新聞が不憫でならない。2018/10/14
TAKA0726
9
タイトルが興味深い、作者も元NHKアナウンサーで参議院議員。NHKのNは捏造、Hは反日、Kは協会。激しい局内の権力闘争、セクハラ・パワハラも非常に多いのにNHKが放送すれば真実になる。政府批判は社会正義と思っているメディア、調査もなく少数意見で想像で書く新聞記者、「噂の真相」残党のリテラ、野党のプロパガンダ、批判されると裁判闘争する、明らかな誤報も謝らない、戦前体質の朝日新聞。もっと多面的、多角的な視点で国民は無知だから自分たちが公正な報道をしないといけないという上から目線で国民を馬鹿にしている。 2018/10/13
トラ
6
報道は偏ってるということを述べています。大筋において、納得がいくものでした。和田氏の本は初めて読みましたが、個人的に支持できる相手だと思いました(ただ、経済政策についてはわからない所がありますが)2018/09/16
金吾
5
新聞・テレビの偏向、レベルの低さを例を出して指弾している本です。私自身マスコミは学生の時から信用しておらず書いていることに対しても似たような感覚をもっていますが、著者が一方の立場にいる政治家であることから内容を鵜呑みするのは避けるべきと感じました。2020/04/26