14歳のバベル

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14歳のバベル

  • 著者名:暖あやこ【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 新潮社(2018/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103508526

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内容説明

担ぎ込まれた病院の診察台で、14歳の見た奇妙な夢が発端だった。ビール樽の林立する地下工場。指揮を執る少年王シルトの姿。彼は告げた。地上世界は間もなく消滅する。代わって自分たちが人類史をやり直すのだと――。ビール会社の新商品キャンペーンにカムフラージュされた黙示録的計画。今週末の金曜日が危ない!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

千穂

38
傷ついた14歳少年冬人の成長物語なんだろうなぁ〜地底人とかシュメールとかテーマは壮大なのだけど、最後までその世界観に入り込めなかった。ビール会社の目論んだイエローフライデーのイベントだけはあったら嬉しいかも!と思った。2019/08/30

信兵衛

28
ビールがストーリィ上こんなにも重要な要素になるとはなぁ・・・。2018/03/23

rosetta

15
★★★☆☆8年前のテロで国土の3分の2に人が住めなくなり関東近辺に集まります携帯もパソコンもなくなった日本。PTSDで度々失神し教室にも通えず保健室登校をする主人公冬人。薬草治療に通い始めるがその老医師の処方した薬の影響下で幻想を見る。そこでは同じ年の少年シルトが威厳のある王であった。万事に自信の持てない冬人だがシルトに自分の守神になって欲しいと頼まれて初めての親友と自身を得る。ある時夢の世界から持ち帰った品物により夢ではなくどこかにある現実なのだと知る。この辺までは面白かったのだが……後半に行くほど残念2018/06/18

toshi

15
設定が非常にユニークで魅力的なうえ、伏線もちゃんと生きていて、終盤にはハラハラドキドキの展開も有り、ストーリも面白いのに、イマイチ物語の世界に入り込めずに読み終えた。主人公の冬人が真相に近づいてゆく過程が中盤の重大事項なのに、様々なことが何の脈絡もなく突然分かってしまう。もちろん徐々にたどり着く事も有るけれど、重要なことはことごとくいきなり理解してしまうので読んでいて「?」だらけになってしまう。 (→続く)2018/04/14

りんご

13
ファンタジー。「地底人が我々を襲うよ」的な事を他人が言い出したら、まあ狂ったとしか思わないでしょうね。 「弟のエンキが来た、と。」 しびれた。2018/08/04

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