「クリエイティブ」の処方箋

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「クリエイティブ」の処方箋

  • ISBN:9784845915699

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内容説明

「創造性」は選ばれた天才にしか許されないという盲信は、アート界最初のスーパースターであるミケランジェロによって出現した。

「才能」はしばしば「生来の能力」と混同される。さらに「才能」と「技術」を混同しているひとも大勢いる。クリエイティブな仕事とは、いわゆるアーティストやデザイナーなどの職種だけにあてはまるものではなく、営業や経理、庶務、技術者などすべてのひとが自分なりの創造性を見つけて役立てられるものである。自分には生まれつき備わっていない、才能が無いから無理であるという思い込みは今すぐ捨てよう!

古今東西からありとあらゆる“クリエイティブな思考で成功した人たち”を調べあげ、研究してきたアーティスト、ロッド・ジャドキンスによる待望の本書は、ダダイスム宣言からノーベル賞受賞経済学者、アンディ・ウォーホルのアトリエからアインシュタインの机まで網羅し、多角的な視点で創造性豊かな成功者たちの方法論を解きあかしていく。どんな仕事につく人でも、自信を持って、自らの才能に目覚め、自分のクリエイティブに気がつき、生きていくヒントが詰まっているのである。

この本の目的は、創造的思考を可能にするコツを、要点を絞ってまとめること。そして、クリエイティブな人たちの思考の裏側を探り、誰にでも応用できるようにすること。さらに、クリエイティブな活動に取り組む人なら必ずぶつかる壁が、どのように乗り越えられてきたかという事例を、読者の皆さんと共有することも目的としている。クリエイティブになるためなら、「自分らしくあること」を自分に許してやらなければならない。もう別の誰かになるのに忙しくするのはやめて、自分には何が響いて、どういうことに反応するのか、じっくり検証してみよう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mintjam_

7
【メモ】●すべての絵画は偶発的な事故なのだ。事故のどの部分を残すか決めるのは画家本人。(フランシス・ベーコン) ●すべての創作物は既存の作品の上に積み重ねられて作られる。「白鯨」が現代の話だったら→「ジョーズ」 宇宙のジョーズ→「エイリアン」 ●常に考え直し、作り直す覚悟「うまく書けない日もあるが、ダメなページは後でいくらでも直せる。でも白紙は直しようがない」(ジョディ・ピコー) ●不景気でみんなが広告を渋っているときなら、広告の見返りも大きくなる。例:ケロッグ:大恐慌後に一人勝ち2020/05/16

葉月たまの

4
凄くいい本だった! クリエイターを目指す人には是非読んで欲しい><。2016/02/10

n_kurita

2
後半にふと出てきたドナルド・トランプの言葉の引用でなかなかヤバみが激増してしまった印象。今となっては、なのだが…あと完全な誤訳があったり、バイアグラの生みの親ブリンドリーのプレゼンは現在の倫理観で読むと完全に犯罪だし、ザッカーバーグのFacebook元ネタは性差別的発想が素地なのでそれを「イケてる」とするのはいかがなものか、と細々した部分が妙に引っかかる。でも大まかには良かった分、複雑な心境。2021/01/19

Glitter

2
個別のエピソードで構成されているので、行き詰まった時にはパラパラめくるイメージ。2019/01/26

Monty

1
行き詰まってなくても、ふとした時に手に取ると気持ちが楽になると思うので、手元に置いておきます📚2023/03/12

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