内容説明
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2013年7月の発売以来、定番ロングセラーとなっている国会のしくみ本の新訂版です。
国会中継や政治のニュースをTVで見ているとき、ときどき不意に生じる素朴な疑問を、サッと参照することでサクッと解決してくれるハンドブックです。
中学公民で習ったのに忘れてしまっていることや、そもそも習っていないのでわからない政治の裏側まで、この一冊があれば、もう困りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
40
教科書しか持っていない生徒のための授業には、こういう本を使うのがいい気がする。教科書で疑問に思ったことを話し言葉で説明されている感じがする本。常任委員会と特別委員会の違いについて（３８頁～）は３９頁の図式で衆参の相違がわかる。その違いがより鮮明になるようになっていればなおよかった。昨日の授業では族議員（１３３頁～）もあったので、本書を使って説明したらよかったが、授業の帰りに図書館で借りたので残念。2021/09/30
makio37
7
初歩的な内容だが、それだけに自分の理解が足りない点を認識することはできた。まず、戦後の日本が委員会中心主義であるという部分。委員会で採決された時点で審議がほぼ終わっているということだが、他でより詳しく調べる必要がある。また、会派についても本書の説明で理解できたとは言えない。なお、副大臣と政務官についてはその役割はおろか存在さえ認識できていなかったように思う。選挙についても、改めて衆院選と参院選の違いをおさらいすることで、今更ながら参議院議員に有名人が多い理由に納得できた。2018/08/13
Gamemaker_K
6
中学の公民や高校の現代社会で勉強した時も思ったが、仕組みとしてはそんなに複雑じゃないのになんであんなにわかりにくいのかな、と思うのですよ。2018/09/26
そーすけ
4
258*文章が素人くさい。そして、やたらと民主党に当たりが強い。「民主党に政権を奪われる前の自民党時代」という表現が頻出するけど、自民党目線なの？ 質問に答えない「菅話法」で有名な菅氏を、「国民に対する受けも悪くはありません。内閣官房長官として職責を十分果たしているといえるでしょう」（P.232-234）という評価もおかしい。「ゆとり教育」の弊害が、不登校やニートを生み出す要因の一つになったという見方もあると書いていて酷いわ。この手の本で、著者の意見は邪魔だし、正確さもない。全くオススメできない。2018/10/18
しめ
3
国会の概要を掴めるが、楽しいかと聞かれると正直微妙。細かな書きぶりが非常に気になる。 表紙の「いらすとや」の破壊力がすごい。2019/03/22
