プロダクトデザインのためのスケッチワーク

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プロダクトデザインのためのスケッチワーク

  • 著者名:増成和敏【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • オーム社(2018/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784274069284

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内容説明

アイデアを考え、伝えるためのスケッチがわかる!
本書は、プロダクトデザインのアイデアを考え、伝えることに焦点を絞り、プロダクトデザイナーを志す工学系の学生が、デザイン開発において必要とされる手描きのスケッチについて習得することを目的としています。たとえデッサン教育を受けていなくても、アイデアを考え、伝えることができるスケッチ力を身につけることができます。
フリーハンドでスケッチを描くことにより、アイデアを考えたり、相手に伝えたりするための手法が満載です。
まずは本書と一緒に手を動かして、たくさん練習してみましょう!

目次

◆Chapter 0 思考を表現するために
0-1 プロダクトデザインとスケッチ
  本書で使用するスケッチの名称
0-2 思考を助ける手考
0-3 この本が目指すスケッチ表現
  習得すべき具体的なポイント
0-4 フリーハンドのスケッチ力を身に付ける

◆Chapter 1 感覚の訓練
1-1 直線を描く
1-2 円を描く
1-3 楕円を描く
1-4 立方体を描く

◆Chapter 2 透視図法の理解
2-1 見え方
  形の恒常視
2-2 透視図法と立方体
  視点と対象の位置
  立方体を正しく描くための理解
2-3 楕円と円柱
  楕円の理解
  円柱の理解
2-4 影を描く
  棒の影
  板の影
  立方体の影
  円柱の影

◆Chapter 3 描くプロセス
3-1 アイデアスケッチの目的
3-2 伝えるためのアイデアスケッチ
  例1:立方体で構成された椅子
  例2:相貫する形態のドライヤー
3-3 考えるためのアイデアスケッチ
  例1:充電式電動ドリル
  例2:ハンディクリーナー

◆Chapter 4 シンプルな形
4-1 2つ口のペン差し
4-2 スタッキングできるペン差し
4-3 シンプルな一輪挿し
4-4 花瓶
4-5 システムシェルフ
4-6 コートハンガー
4-7 ブロックソファ
4-8 調味料入れ
4-9 水筒
4-10 LED テーブルライト
4-11 ドライバー

◆Chapter 5 複合的な形
5-1 電気ケトル
5-2 キャリングケース
5-3 デジタルカメラ
5-4 枝葉粉砕機
5-5 球体のウェブカメラ
5-6 ハードディスク

◆Chapter 6 自由な形
6-1 マグネット
6-2 ヘアードライヤー
6-3 帽子掛け
6-4 電動ドライバー
6-5 電気掃除機

◆Chapter 7 シーンを描く
7-1 アイデアを伝えるための手・人物
  大きさを表す
  使い方を表す
  機能や材質を表す
7-2 手を描いてみよう
  手を観察する
  ポーズの検討
  隠れている部分を想像
  アウトラインの決定
7-3 使用感を表すスケッチ表現
  リモコン
  タッチパネル
  ペンタブレットとマウス
7-4 人物を描いてみよう
  写真のトレース
  座っている人
  座っている子供
7-5 シーンを描く
  接客
  オフィスでの打合せ
  銀行で使用する機器
  窓口管理システム
  電気掃除機

◆Chapter 8 スケッチ指導
8-1 こぼしにくいメジャーカップ
8-2 ペットボトルランタン照明
8-3 笑顔を撮るカメラ SMILE CAM
8-4 クリップカメラ
8-5 縦・横カメラ
8-6 握って撮るカメラ
8-7 発電カメラ
8-8 多目的ライト
8-9 ハンガー懐中電灯
8-10 電源のいらないドライヤー
8-11 鞄に収納しやすいドライヤー
8-12 角度調整ドライヤー
8-13 見て楽しむコーヒーメーカー
8-14 1 人用ドリンクウォーマー

◆Chapter 9 デジタルとの融合
9-1 ハンディクリーナー
  ステップ1:スケッチの取込み
  ステップ2:Photoshopへの取り込み
  ステップ3:2 階調にする
  ステップ4:線画スケッチを修正、調整する
  ステップ5:陰影とハイライトを付ける
  ステップ6:クイックスケッチの完成
9-2 電気ケトル
  ステップ1:スキャナへの取込み
  ステップ2:レイヤー分け
  ステップ3:陰影とハイライト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hayataka

1
透視図法の基本を学べ、基礎的トレーニングもできるので良かった。実際のスケッチ例(改善前後の例等)が沢山掲載されているので、眺めているだけでも楽しかった。本書を参考にしながらどんどん練習したい。2020/07/01

ダバ

0
スケッチ初心者向けの本。直線、円、楕円を上手に引けるようになり、いくつかの定石を覚えれば、相手に伝えるための絵が書ける、というのがおおざっぱな内容。線の引き方から始まり、製品のアイディアスケッチだけでなく、アイディアの展開のさせ方にも発展させている。最終章で、実際の学生の原稿に対してコメントやアドバイスをしているが、「そうね」と分かるものから、相手のレベルによっては気づかなさそうなものまであった。 しばらく、直線の引き方、円、楕円の書き方を練習しようと思う。2013/12/15

酒井 敦

0
工業デザイン向けの大学生向けのスケッチ入門書。スケッチの知識がない人からでも、描けるように説明している。そして、終わりの方の章では学生のスケッチ例の批評をしている。このため、大学入学後からでも読める本となっている。なお、芝浦工大の先生だった人(名誉教授?)が書いた本。2024/02/08

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