内容説明
GHQによる「航空禁止令」のもと、占領下の日本では、航空機保有はおろか、教育や研究も禁止されていた。敗戦6年後に誕生した「日本航空」のもと、失われた「空」を取り戻そうとした人々の奮闘を描くノンフィクション。「容姿端麗」が応募資格だった「スチュワーデス一期生」、「臆病者と言われる勇気を持て」の標語で知られる第二代社長松尾静磨、社章「鶴丸」デザイン誕生秘話ほか、当時を知る80歳以上の関係者に聞きとり取材し、資料室に通い詰め、創業期を活写する。自身もJALの客室乗務員として5年間勤務した著者が、安全運行と現場主義の徹底した時代を、今日への警鐘と愛情をこめて描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
30
日本航空の草創期を綴ったノンフィクション。GHQ占領下での苦難は、現代では考えも及ばない。スタートアップに携われた方々のご苦労は大変なものであった。海外に飛行機を飛ばすことが、外貨獲得になると考えた政府は民間100%資本の日本航空を重用した。それが今、ナショナル・フラッグ・キャリアと呼ばれる所以だ。鶴丸ロゴを愛する人たちの情熱が伝わってくる一冊。いつまでも安全を最優先に考える企業であってほしい。2025/12/05
本の蟲
16
羽田事故での完璧な脱出劇も記憶に新しい、JALの創業ドキュメント。敗戦後、あらゆる航空活動を禁じられた占領下日本。しかし航空施設の完全整理という占領政策に抗い、技術者や操縦士の分散をくいとめた松尾静麿は、のちにJAL創設の立役者となる。危うく海外資本が日本の空を独占するところだった国内線再開。日本人による操縦はおろか、整備まで禁止されている状況で、経営と資本金のみ日本という小さな旅行会社のような出発。敗戦後6年、パイロットも飛行機も外国航空会社に委託だが、日の丸をつけた飛行機がようやく日本の空を舞う(続2025/08/19
Tatsuhito Matsuzaki
6
2021年3月20日テレ朝系でOAされるスペシャルドラマ「#エアガール」(主演 広瀬すず、坂口健太郎ほか)の原作。 コロナ禍で危機的状況下にある航空業界&CAさんを思い、再掲。 元CAで原作者の中丸美繪さんは、我ら茨城県 筑西市(旧下館市)の出身で、妹さんは、あの世界的に活躍されているオペラ歌手&いばらき大使の中丸三千繪さんです。 ※情報提供くださいました関係者の小清水さん、ありがとうございました!2021/02/22
takao
2
ふむ2023/11/17
shore
0
臆病者と言われる勇気を持て、というのは胸に響く言葉だ。2022/02/13
-
- 電子書籍
- フライ・フリー&ハイ 1 ビームコミッ…
-
- 電子書籍
- 美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~…
-
- 電子書籍
- 推しの彼女の成り上がり~不遇なヒーラー…
-
- 電子書籍
- 廃バスに住む 2 MFC
-
- 電子書籍
- 大学デビューに失敗したぼっち、魔境に生…




