構想力の方法論

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構想力の方法論

  • ISBN:9784822256722

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内容説明

これからは、想像力を超えた「構想力」へ

不正相次ぐ大企業、掛け声だけの働き方改革、かみ合わないデジタル化…
日本の問題は、想像力の欠如に起因する構想力の欠乏にある。

これからの時代、目先の課題より
世界的な視野で社会全体の在り方を見据え、
方向性を考えるべきだ--
野中郁次郎氏、紺野登氏が贈る新世代へのメッセージ。

「この本は知識創造理論を基礎にして、いかに構想力を「次代の知力」として
身に付けられるか。その方法論がテーマです。
構想力を高めるヒントやメソッド、儲け方などについて書かれた
ノウハウ本ではありません。構想事例(ケース)集でもありません。
それらを期待する読者をがっかりさせるかもしれません。
経営の世界だけでなく、社会的活動や研究活動など何らかの構想や
構想力を求められる読者も想定しています。本書が構想力について
関心を持ち、実践していくための「知的資源」となれば幸いです。」
(「はじめに」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taizo

4
哲学と経営学、芸術など様々な分野の知見を織り交ぜ、「構想力」という捉えどころのない概念に対して解説を与えている一冊。それが重要である経営や政治を念頭に体系的かつ網羅的に記述されている。ただし、抽象度が高く難解。「方法論」であって「ハウツー」ではないので、明日から使える知識が欲しい人には向いてない。多分「普段から経営に取り組み同じ問題意識を死ぬほど考えていて、体系的に言語化したい人」がターゲットかなと。とはいえ、SECIモデルと構想力を構成する3つの力などフレームとしては非常に参考になることも多い。2022/09/04

hitbari

4
そうなんですかというくらいの感想しかありません。新しい感が、なかった。2019/01/16

なかむ

4
目的不在の日本社会。GAFAはもちろん、アリババテンセントと比べ、昨今の日本企業の閉塞感に対して「構想力」の視点で切り込む。人間中心で、誰を救うのか明確な目的のもと、主観的な気付きから広がり、周囲との共創を経て、世界を変える。これが構想力なのだろう。構想力とは何か?どういったプロセスなのか?歴史×構想力とは?という流れで、興味深く最後まで読むことが出来た。構想力を持つ若者たちが立ち上がってる。日本再興に私も構想力の視点で関わっていきたいと思えた。2018/10/10

kousan

4
ビジネス書の世界では有名な著書による作品。構想力ということを述べた作品ではあるがそれほどの構想力に満ち溢れているとは言い難い内容と思った。2018/10/10

とし

3
うーん、学者さんが書いた本って感じ。この人の言っていることは理想論で論理的に正しくはあると思うんだけど、実際、ビッグピクチャーを実現した人は狙ってこうなってるわけじゃないんだろうなと。2023/10/07

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