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内容説明
足の付け根に位置する股関節は、胴体と2本の足をつなぐ人体最大の関節で、立ったり座ったり歩いたりといった、日常的な動作のすべてに関わるかなめである。かかる負荷も高く、股関節の不調はひざの痛みや腰痛を引き起こし、老いを一気に加速させる。本書は1日5分やるだけで劇的に変わるストレッチ体操や筋力トレーニングをはじめ、負荷のかからない歩き方や日常動作、生活習慣を紹介し、1日でも長く健康でいるための秘訣を伝授。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
19
長生きしたいわけではないが、先天性股関節脱臼で、最近痛みがあるので、どんなものかなと読んでみた。2018/08/10
ほじゅどー
11
★★★★ 20歳時の下肢の筋肉量は80歳時に31%も減少する!特に股関節を動かす腸腰筋、大腿四頭筋(太ももの前)の筋肉量減少は歩行能力低下に影響が大。筋肉量減少を防ぐには、筋肉に負荷をかけて行う筋トレと筋肉と骨のための食事が必要。ただ歩くだけはNG!股関節自体は鍛えられないが、股関節を守る股関節周りの筋肉は鍛えられる。その方法(歩き方、ストレッチ、筋トレ)を伝授。2023/06/24
kenitirokikuti
11
著者は整形外科医で、人工関節手術の第一人者とのこと。関節が痛むのイメージは膝や腰なのだけども、もっとも大きく負荷がかかるのは股関節。あまりむつかしいことは書いておらず、指導する歩き方は踵から着地を心がけること、ぐらい。なお、人工関節が必要になるのは老女がメインなので、男はふつうに運動して正しい姿勢で過ごせ、みたいな感じ2018/08/05
さく
9
当然の話との意見もありそうですが、これを実際に患者さんに伝える医師は多くない。良書だとおもいます2021/08/29
詩音
7
臼蓋形成不全と言われ、はや7年?何が原因かは忘れたけど、激痛で歩けなくなって、病院に駆け込んだ過去が。リハビリ通って、プールで歩いて…。リハビリの効果かはわからないけど、調子の良いときは、1日歩き続けることもできる。手術しないですむようになんとかごまかし続けたいが、今のドクター苦手。前の病院のドクターに戻ろうかな……。この程度のリハビリなら頑張れるかも。2018/10/08