- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
足の付け根に位置する股関節は、胴体と2本の足をつなぐ人体最大の関節で、立ったり座ったり歩いたりといった、日常的な動作のすべてに関わるかなめである。かかる負荷も高く、股関節の不調はひざの痛みや腰痛を引き起こし、老いを一気に加速させる。本書は1日5分やるだけで劇的に変わるストレッチ体操や筋力トレーニングをはじめ、負荷のかからない歩き方や日常動作、生活習慣を紹介し、1日でも長く健康でいるための秘訣を伝授。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
19
長生きしたいわけではないが、先天性股関節脱臼で、最近痛みがあるので、どんなものかなと読んでみた。2018/08/10
kenitirokikuti
11
著者は整形外科医で、人工関節手術の第一人者とのこと。関節が痛むのイメージは膝や腰なのだけども、もっとも大きく負荷がかかるのは股関節。あまりむつかしいことは書いておらず、指導する歩き方は踵から着地を心がけること、ぐらい。なお、人工関節が必要になるのは老女がメインなので、男はふつうに運動して正しい姿勢で過ごせ、みたいな感じ2018/08/05
さく
9
当然の話との意見もありそうですが、これを実際に患者さんに伝える医師は多くない。良書だとおもいます2021/08/29
詩音
7
臼蓋形成不全と言われ、はや7年?何が原因かは忘れたけど、激痛で歩けなくなって、病院に駆け込んだ過去が。リハビリ通って、プールで歩いて…。リハビリの効果かはわからないけど、調子の良いときは、1日歩き続けることもできる。手術しないですむようになんとかごまかし続けたいが、今のドクター苦手。前の病院のドクターに戻ろうかな……。この程度のリハビリなら頑張れるかも。2018/10/08
smatsu
6
特に長生きはしたくないが健康は大事だと思うので読んでみた。通常歩行で体重の3,4倍、ジョギングで4,5倍、階段上り下りで6.2~8.7倍の負荷が股関節にかかる。実は関節は鍛えることはできなくて、鍛えろというのはその周りの筋肉の話。足腰の筋肉は落ちやすく70歳時で30歳ピーク時の50%まで落ちる。意識して鍛える必要がある。加齢とともに代謝が落ちて太りやすくなったときについ食事を減らして対応するが、それだけではより太りやすい体質になってしまう。運動量を増やすべき。まぁ、当然といえば当然の内容でした2021/04/17