KS医学・薬学専門書<br> ジェネリック vs.ブロックバスター 研究開発・特許戦略からみた医薬品産業の真相

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KS医学・薬学専門書
ジェネリック vs.ブロックバスター 研究開発・特許戦略からみた医薬品産業の真相

  • 著者名:山中隆幸【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 講談社(2018/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784061563223

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内容説明

武田、アステラス、第一三共、ファイザー…ブロックバスターをいかに守ったのか。 1500件以上の特許情報を分析した著者が初めて明かす<各社の戦略>とは。 このレポートに学ばずして、<創薬>に未来はない。 ブロックバスターをいかに守るか。1500件以上の特許情報を分析し、先発医薬品企業によるジェネリック参入阻止戦略の実態を示した渾身のレポート。初めて明らかにされる各社の戦略とは。関係者必読の一冊!

目次

第1章 序論
第2章 苦境に立つ先発医薬品企業
2.1 新医薬品とジェネリック医薬品
2.2 リスクの大きい医薬品の研究開発
2.3 莫大な利益を生むブロックバスター
2.4 ジェネリック医薬品の躍進
2.5 ジェネリック医薬品参入のインパクト
第3章 ジェネリック医薬品の参入を阻む壁
3.1 医薬品ライフサイクルマネジメント
3.2 特許権による参入障壁
3.3 再審査期間による市場独占
3.4 薬事承認に基づく特許期間の延長
3.5 医薬品ライフサイクルマネジメントのケーススタディ
第4章 ジェネリック対抗戦略の実態
4.1 米国市場におけるジェネリック対抗戦略
4.2 ジェネリック対抗戦略の日米の相違
4.3 ブロックバスターのジェネリック対抗戦略
4.4 メガファーマによるジェネリック対抗戦略
4.5 多様化するジェネリック対抗戦略

第5章 ジェネリック対抗戦略の今後の展望
5.1 バイオ医薬品のジェネリック対抗戦略
5.2 「ジェネリック and ブロックバスター」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

9
図書館本。医療経済に関する学術書。 先発医薬品メーカーがいかにして特許を伸ばすかという 戦略についての話。結論らしきものはない。(苦笑) どうせなら、いきなり薬価下げたオプシーボに関する話とか やってくれればよかったのに。時期的に無理だったのかな。 オーソライズドジェネリックに関しても、大した話はなし。 どちらかというと、研究発表をまとめた本、かな。 図書館で見つけなければ絶対に読まない本だった。2017/07/24

Akio Kudo

1
専門家のための本のため、非常に難しい。ただブロックバスターと呼ばれるぐらいのヒット薬剤を作っても、ゾロ薬に利益を取られる。しかも、国や消費者もジェネリックを、使いたがる。そこでどうするか。製薬会社の悩みどころではある。2017/09/20

Masato Nakanishi

0
扱われているデータがちょっと古いのが残念。基本的な説明は何も知らない人には良いと思う。2017/09/17

もりたく

0
代表的な知識集約産業である医薬品産業において、研究開発の不確実性を眺めながら「薬事』と『知財』という二つの制度を活用して如何に収益を最大化するという戦略は、いかにも技術経営という感じである。悪く言えば販路とかサービスとか他の戦略が捨象できる教科書向きな産業という気も。2020/04/23

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