トヨタの研修を20年続けたプロが直言する 現場をなめるな! ~自ら考え自ら動くリーダーの育て方~

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トヨタの研修を20年続けたプロが直言する 現場をなめるな! ~自ら考え自ら動くリーダーの育て方~

  • 著者名:早矢仕正克【著者】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • あさ出版(2018/07発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866670065

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内容説明

トヨタ副社長 河合満氏 推薦
「モノづくりも人づくりも基本と原理原則が大事――。
本書から、次世代リーダーの育成に欠かせない
思想と方法論を読み取ってほしい。」

トヨタができて中小企業にできないはずはない!

■20年にわたってトヨタの研修に参画する
私は本書を通じて、4つの大事なことをお伝えしようと考えています。

・第一 「強い企業」には、優れた理念(経営者の思想・哲学)があり、
 それを体現している肚(はら)のすわった、信念のあるリーダーがいる。

・第二 こうしたリーダーのもとで強い現場力が生まれ、
 また、その現場力を生み出すための仕組みがある。

・第三 「優れたリーダー」は、人間力が磨かれ、
 メンバーを惹きつける魅力にあふれている。

・第四 「人間力」を鍛えるには“場所”と“時間”を設け、
 手間(トップリーダーや上司・先輩のめんどう見)を必要とする。

トップリーダーからは、「指示待ちの社員が増えた」
「中堅社員もチャレンジ精神に欠ける」といった嘆きが聞こえてきます。
私の研修でも、経営者や教育担当者から
「自主的に考えて、動く社員に育ててほしい」と、
はっきり口に出して要望されるケースが増えています。

人材育成の基本をOJTに置きながら、集合研修やQCサークル、
さらにはクラブ活動など、さまざまな“仕掛け”を張りめぐらしているのです。
私の研修も、その一端を担っているわけです。


■目次

はじめに トヨタができて中小企業にできないはずはない!

第1章 トヨタに学ぶ「人づくり」の思想
人材育成の“原点”はトヨタも私も同じ

第2章 この研修でなぜ、「強い現場」ができるのか?
社員がメキメキ育つ「土壌」をつくる

第3章 私がトヨタで実践してきたDMP研修の中身
リーダー人材の「ココロ」と「アタマ」を鍛える

第4章 本当の教育は研修が終わってから
集合研修を実り多いものにするために

第5章 【研修企業からのメッセージ】私の会社はこう変わった!

■著者 早矢仕正克
株式会社DMP 早矢仕事務所 代表取締役
大手企業をはじめ、幾多の中小企業の
社員研修・人材育成、企業風土づくりを主な分野として活動。
とくにトヨタ自動車では、現場第一線のリーダー育成で
20年余の実績をもつ。2017 年独立、現在に至る。
座右の銘「一日一生」「情熱と誠意」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆう

8
組織は人、そこに集まる人の資質で決まる。いくら優れたリーダーがいたところで、リーダー一人きりの働きでは、限界がある。一人一人の現場人を育てることで現場力をあげる。人間力のある人材をどれだけ育てられるかに、企業の今後はかかっていると言っても過言ではない。現場主義、一石二鳥どころか一石四鳥の効果を狙う研修。企業(この場合はトヨタかな)の本気度がわかる。2019/03/06

hirokishi

0
トヨタの河合副社長の話が出てくるが、印象的なのが、自動機があるが、不良品がなぜでるのかわからないので人の手作業に切り替えるという話。トヨタの人財育成らしい。人を巻き込むには論理さも大事だが、感じさせる、熱意が大事だ。また頭を良くする言葉遣いもリーダーとなる人に参考になる。いらぬことさ言うな。結論を先に言え。曖昧な言葉は使うな。無意味語、飾り言葉、丁寧語を打ち切れ。質問された言葉で応えよ。一回で済むことは一回で言え。呼びかけるときは名前を言え。常に意志を言え、状態を言うな。2020/11/19

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