光文社文庫<br> 非情の女豹

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光文社文庫
非情の女豹

  • 著者名:大藪春彦
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2018/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334744335

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内容説明

小島恵美子、通称エミー。ラテン系の血を引き、漆黒の髪と燃えるような瞳、褐色の肌を持つとびきりの美女だ。性格は残酷かつ非情――。大学講師を務める彼女の裏の顔は、ある国際秘密組織のエース。仕事は、法の手の届かぬ大物たちへの復讐などを請け負うことだ。時に籠絡し、拷問し、殺し……莫大な報酬を手にするのだ。女処刑人の凄絶な活躍を描く傑作アクション!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

drago @高校野球観戦中。

14
大藪先生、やりたい放題。車、銃、変態性癖野郎のオンパレード。 ◆3短編。1話目:税金を食い物にする政治家&官僚を、悪人成敗組織の№1エージェント・小島恵美子(女豹)が豪快に切り捨てる。これはまだ読める。 ◆2話目:医者の変態一族。患者を騙して快楽殺人や屍姦など、滅茶苦茶で読むに堪えない…。 ◆気持ちが萎えた第3話:銀行強盗の偽装詐欺を女豹が追っているうちに、伊達邦彦に捕まり蹂躙されてしまう。第3話は本題そっちのけで、ここに焦点を絞って書いたとしか思えない。 ここだけは、私も歓喜! ☆☆☆2017/06/05

志摩子さん

8
主人公がハードな女性で、すごかったです。でも、最後の伊達邦彦さんの登場でとんでもないことに。実は伊達邦彦さんの出てくる作品はちゃんと読んでいないのですが……。2016/06/04

しゅえ

2
著者初作品でこれを読んだのは正解だったのだろうか。そもそも何で読もうと思ったんだっけ。エロ、グロ、ガンアクションにカーチェイス、スパイものに出てきそうな内容が盛り沢山だった。変態野郎に食傷気味。これだけ無敵の女スパイが、ラストに出てきた伊達邦彦にはあっさり捕まるのはなんとも。「野獣死すべし」を読めということかな。2017/08/09

ヤジ

1
やたら情景描写や車や銃の詳細が書かれておりマニアには良いかも知れませんが普通に読むには現実離れし過ぎてやたら拷問や人を殺すばかりでどうなんでしょうかね。2024/01/18

hiro.152

1
アクション小説のアクション部分を読み飛ばしたら、残りはエロ本だった。大薮春彦という人のハードな引き揚げ体験、極限状態を生き延びた後、人間性を失う体験の後に残った核は、性と暴力なのかも知れないと思うと、人間性を捨てなければ生き延びられなかったのだ、ということなのかも知れない。強くなければ生きて行けない、に特化。優しさがなければ??エンターテイメントとしては大変に楽しめた。けれど、薄い、もっと何かがあるはずだという物足りなさを感じもし、また、このヒロインはヒロインではなくてヒーローだな、とも。2018/12/25

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