文春新書<br> 世界史を変えた詐欺師たち

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文春新書
世界史を変えた詐欺師たち

  • 著者名:東谷暁【著】
  • 価格 ¥1,018(本体¥926)
  • 文藝春秋(2018/07発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166611744

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内容説明

チャップリンの名セリフ「一人殺せば犯罪者だが、百万人殺せば英雄だ」になぞらえるならば、「一人騙せば詐欺師だが、百万人を騙せば経済政策だ」。

経済政策の祖にして亡国的バブル事件を引き起こしたジョン・ローをはじめ、ケインズ、シャハト、グリーンスパンといった経済政策の大立者から、ロスチャイルド、ソロスなどの投資家、さらにはベンジャミン・フランクリン、ニュートンまで、世界史を彩るビッグな“詐欺師”たちの列伝。

○ジョン・ロー 賭博師が牛耳ったフランス財政

○ニュートン 異端の天才が没頭した二つの錬金術

○フランクリン ドル紙幣に刻まれた「建国の父」の裏の顔

○ロスチャイルド 大財閥の基礎は戦争での大博打で築かれた

○ポンジ 今も隆盛を極める「ポンジ詐欺」の元祖

○シャハト 超インフレ退治とナチス経済の立役者  

○ケインズ スーパーエリートの「インサイダー取引」蓄財術

○ソロス 世界の金融当局を「味方」にしたヘッジ・ファンド 

○ケネス・レイ  史上最大の倒産エンロンの負債隠し&癒着

○グリーンスパン バブルと踊った「通貨の番人」

○サトシ・サカモト “仮想人物”が創った仮想通貨の正体

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

23
ジョン・ロー、ニュートン、ベンジャミン・フランクリン、ロスチャイルド、チャールズ・ボンジ(無名)、ヒャルマー・シャフト(ナチ・ドイツ前後)、ケインズ、ソロス、ケネス・ロイ(エンロン)、グリンスパーク、サトシ・ナカモト(ビットコイン)は、詐欺師。なかなか野心的な著作。真偽(論述には、ある意味説得力有り)は判断できない。理解できない商品に、粉掛けると火傷するということを学んだとしよう。詐欺手法で、投資を勧誘して、全く資金を使わない手法をボンジ・システム、マルチのような手法をピラミッド・システムと言うそうな。2018/10/08

kakoboo

21
経済政策は何が正しいのかが見えず、まず「騙されない」ということはないのかもしれません。少し頭のいい人が熱狂的に取り組めば結果的にスキームができてしまう。経済というものの不完全性なのか、人が信頼するという行為の不完全性なのか、いずれにせよ不確かさがない社会はない。いつの時代も同じようなことをしているからこそ歴史に学べだと思います。世界史も経済も決して弱くないにもかかわらず、相当読むのに時間がかかりました。(そしてお恥ずかしながら半分近くが理解不能・・・)もっと勉強しないと。2018/12/31

さきん

20
貨幣もビットコインもバックに安定的な担保は、存在しない。ビットコインは消費する電力コスト以上の価値を貨幣とのやりとりで誇示するし、貨幣も世界各国の流動的な国力に左右される。過去の詐欺ともいえる発想の転換によって、金の保有量など目に見えるものに依拠しなくなった。2024/12/17

hk

19
「1人を騙せば犯罪だが、みんなを騙せば経済政策?」という帯のキャッチコピーは秀逸だ。本書はみんなを騙した偉人にしてトリックスターを紹介していく。ケインズ、ソロス、ニュートンといった有名どころから聞いたことのない魑魅魍魎まで11名を収録。この11名に通底しているのは視野がとにかく広いこと。そして時宜に応じて電光石火で自分の哲学を豹変させるフットワークの軽さだ。  2018/11/05

雲をみるひと

10
近代の主要な経済政策を実行者のエピソードを交えながら紹介したもの。とっつきにくい経済のトピックをわかりやすくする工夫がされている。経済との精神的距離を縮めてくれる本だと思う。2020/07/25

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