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内容説明
あなたにとっての金融に関わる意味とは
金融の未来図と、プロフェッショナルとしての生き方を考える、新しい“ワークショップ”型の対話の書
金融業界の収益環境の厳しさが増すなか、金融庁は「顧客本位の業務運営」の徹底を問いかけている。金融機関のビジネスモデルは、これからどう変わるべきか。金融機関の役職員は、どのように働いていけばよいのか。
本書は、日本におけるFD提唱者、金融行政経験者、生活経営アドバイザー、異色の3人のコラボレーションによる、新たな金融検査・監督方針における「探求型対話」のガイド。
多くの反響を呼んだ、金融財政事情研究会主催・きんざい大阪支社企画の「フィデューシャリー・デューティー推進フォーラム」の基調講演とパネルディスカッションに、地域金融機関の役員の鼎談や大手銀行・証券・保険との対話を通じたレポートを加筆して構成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hitoshi Hirata
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金融業界で働かれる方は、何はともあれ一度目を通していただきたい一冊。 キーセンテンスは、 「顧客本位」は必ずしも「顧客満足」ではない。「貸すも親切、貸さぬも親切」。 顧客の真の利益を考えるなら、販売代理ではなく購買代理。 また、野村證券が「フィデューシャリー・デューティーの徹底の先を描くことが今後の課題」と言ってるのは、あれだけの大企業の本気感が表れていてすばらしいです。 そして最終の第6章「金融における顧客本位な働き方改革」、これは本当に名文。メガバンク社員の転職率が上がっている昨今、必読だと思います。2018/05/18