トヨタ ル・マン 24時間レース制覇までの4551日

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トヨタ ル・マン 24時間レース制覇までの4551日

  • 著者名:世良耕太
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 三栄書房(2018/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784779636882

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内容説明

■見どころ:
負け続けの組織を勝利へ導く指揮官のトヨタ・ウェイ

■目次:
第1章 十勝24時間レースから始まった レースにハイブリッドを持ち込むとなにが起きるのか
第2章 じつは薄氷の勝利だった 十勝24時間レース世界初の「レーシングハイブリッド」誕生
第3章 ル・マンへの再挑戦が始まった 性能を6倍に上げてアウディのディーゼルに挑んだ
第4章 2位表彰台も気分は「惨敗」 「負けるために、ル・マンに来る奴なんていません」
第5章 勝敗を分けた「5分の判断」 クルマの性能から言えば勝てたレースだったのに……
第6章 アウディとポルシェの本気 「要するに覚悟。本当に勝ちたかったら腹を括れ」
第7章 ゴール5分前に訪れた「ノーパワー」
第8章 速いだけでは勝利はつかめない やり残しはないか? 全部やり切ったと言った時点で慢心
第9章 「本当に楽しかった!」「カイゼン」で手に入れた トヨタ、ル・マン24時間初制覇
エピローグ
おわりに
参考文献
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokkun1002

3
2018年。世界3大レースの1つ、ルマン24時間。2012年からFIA世界耐久選手権(WEC)に組み込まれる。選手権は各6時間以上、全8戦。ルマンプロトタイプ専用車(LMP1)class。トヨタはハイブリッド車 TS030 で参戦を表明。初戦は2台ともリタイア。そして2018年。TS050 Hybrid。ライバルのポルシェとアウディが撤退し完走すれば総合優勝が手に入る状況。更にアロンソを招き彼の世界三大レース制覇を同時達成しつつトヨタ初の総合優勝を手にすることに。2019/08/09

H.S

0
彼らの死闘の内容を網羅するにはあまりにページ数が少ない。そのため、舞台裏を垣間見る事しか出来ず、また、既知の情報が多くもどかしい。それでも、世良さんの文章の巧みさと村田さんのキャラの濃さはそれらを補って余りあると感じた。技術書や自伝的な意味では物足りないが、エンターテインメントとしては非常に満足の一品であると思う。2018/08/24

shun86gt

0
毎年、トヨタが参戦してから毎年観ていたル・マン24時間レース。そのル・マンプロジェクトがどのような変遷で進んできたのかを追うことができた。同じハイブリットシステムにも関わらず毎年、大きく変わり、この6年間でどれだけマシンが進化したのかを実感した。この本ではトヨタの敗戦理由などが簡潔に書かれており、レースファンとして毎年悔しい思いをしたのを思い出した。トヨタ、アウディ、ポルシェではハイブリット技術の考え方やシステムが違うのにも関わらず、力が拮抗していたことに興味が沸いた。2018/08/20

はるまき

0
☆☆:モータースポーツ誌に技術系の記事を寄せる世良耕太の著作なだけに、良くも悪くも「ル・マン/WECのテクノロジー」のダイジェスト版の域を出ない内容(事実重複するテキストも多い)。トヨタのレーシングハイブリッド開発史を概括するには必要十分な内容だけど、そもそもトヨタのル・マン挑戦史や、ル・マンに挑んだGazoo Racing内で繰り広げられたマナマしい人間ドラマといった情緒面、あるいは組織マネージメントの成功例としてのビジネス書的意味合いを求める層にはフィットしないかも。2018/08/01

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