双葉文庫<br> レイジ

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双葉文庫
レイジ

  • 著者名:八頭道尾【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 双葉社(2018/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575518757

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内容説明

オカルトサークルのメンバー6人が、夏休みに廃墟のラブホテルで合宿を行うことになった。ラブホテルに侵入していた見知らぬ若者2人も加わって合宿は始まったが、2日目の朝、メンバーの女性が全裸で拘束されているのが見つかった。さらに、出口には鍵がかけられており、ラブホテルは完全な封鎖空間となった。8人の中に、3年前の事件の生き残りレイジがいるのか? 再び狂気が始まった! 2016年4月公開映画『ドクムシ』続編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

59
いや、いやいやいや…うまく纏めようとしても絶対手遅れ。殺してしまってから後悔するのと同じ原理で、もうこの殺戮の先に美しい花は咲くことはない。金輪際生きとし生けるもの何も根付かず枯れ、荒れ果てること間違いなしのサイコサバイバルサスペンス。閉じ込められた9人に与えられた役は“蟲毒”の生贄。ひとり、またひとり、と殺されていく中で、凄惨な現場だけに気を取られていてはいけない!緻密な策略が張り巡らされていることに果たして気付けるか。様々な面で問題ある小説だが、強姦や殺人とは別の、もっと深く潜った狂気に触れてほしい。2023/06/04

うまる

37
『ドクムシ』の続編。前作より凄惨さは増したけど、ちゃんと準備して自ら望んで蠱毒体験をしに行くので、知らないで連れてこられて極限状態に陥る話より緊張感が弱かった気がします。それでも最後に驚く展開があれば良いのですが、ラスボスがわかりやすすぎたので・・・。要所要所は面白い所もあったんだけど、前作のクズ揃いのエピソードの方が楽しかったなぁ。知り合いと言ってもネット上の知り合いで面識がない所、度々出てくるミチルの描写 "〇〇い" が伏線だと思って注意してたけど、何にもなくてアレ?ってなりました。2020/09/10

じゅんぢ

17
犯人にはすぐに気づいたけど、最後になにか仕掛けがあると思い、最後まで読んだけど何もなかった。こういう閉鎖ホラーは常識人が1、2人いないと話がもりあがらないと思う。2017/06/18

シンジ

7
前作の「ドクムシ」が面白かったから、読んだけど、今回のはエログロさが増しただけで、読んでてかなり不快だった。狂気に走る動機付けもイマイチだし、犯人?も半分も読まないうちに判ってしまい、それを覆してくれる展開を期待して読んだが期待はずれ。最後は何となくきれいにまとめられているけど、とても人に薦められる本ではない。この手の本はもういいかな。△△2016/06/17

yamakujira

6
疑似蠱毒をしようと廃ホテルに集まったネットのオカルトサークルのメンバー6人と、飛び入りの2人が閉鎖空間で狂っていく。次々と殺される人々、最後まで生き残るのは誰なのか。エログロの悪趣味な内容はさておき、精神の崩壊過程が納得できない。ネクロフィリアのミチカの思考がわざとらしいから何かを隠しているのかと思ってたのに、ミステリの部分も単純で肩すかし。最後に生き残った人はどうして死んじゃったのかな。呪いってことなのかな。気の毒なのは監禁されてた女だけ、あとは自業自得と思えてしまう。 (★★☆☆☆)2017/02/08

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