内容説明
「コンピュータ」の姿としてよく描かれるキーボードやマウス,ディスプレイ等は,正確にはコンピュータ(電子計算機)ではなく,「インタフェース(デバイス)」と呼ばれる部分にあたる。我々人間とコンピュータの仲立ちをするインタフェースデバイスは,コンピュータの「顔」であるだけでなく,使い勝手を大きく左右する部分でもある。ところが,インタフェースデバイスの製作には,ハードウェア・ソフトウェア・メカ等,多種の技術が必要であり,さらには「使い勝手」を適切に評価する必要もあるなど,障壁となる点が多い。
本書では,読者の方々が「インタフェースデバイス」を作ろうとした際に,どんな手順で,何に注意しながら作っていけば良いかを,実際の製作例を示しながら,順を追って紹介していく。また,現在使われている(あるいは研究されている)代表的なインタフェースデバイスの構造も併せて紹介している。トリビア的な注釈やコラムも多数掲載されているので,肩肘張らずに楽しく読み進めていただけるだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
4
インタフェース製作の勘どころ。常用装用型キーボード、常用装用型ハンドセットが実例としてとり上げられている。達磨さんコマンド方式、ミダースタッチ、K.I.S.S、について知ることができた。「日常生活の中で、使いにくいな、おかしいな、と思った瞬間を見逃さないようにしたい。~何かそこに改良の余地がある~ほとんどの人はこのチャンスを見逃してしまう上、使っているうちに慣れて気にならなくなる。」という点は気を付けたい。「ウェアラブルの本質は、装着できるコンピュータではなく、装着できるインタフェースであるといえる。」2017/02/21
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