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内容説明
山合いの国へ人質に行くことに。行った先での苦労は耐えないが、大殿と下男の不思議な少年が、何かと力を貸してくれる。その少年は、どうやら人間ではないようで……? 大殿がずっと以前にした約束を守るため、そして戦いに明け暮れる人間に荒らされた山を守るため、姫たちが立ち上がる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
13
お伽噺でした。ファンタジー、ではなく、お伽噺。ラノベ風の書き方ですが、嫌な感じはしませんでした。戦国時代の作品は、辛い話が多くて。特に女性は。こんなに都合の良い話はちょっと、という方もいるかもしれませんが、お伽噺ですから。めでたしめでたし、で良いのです。キツネのゴンザと、八姫の純な気持ちが心地よい。元気な女の子は大好きだし、そしてああ、ゴンザ、なんて可愛いの!もふもふ好きにはたまりません。萩生のおじじさまのキャラクター設定も好きで、ナウシカの城オジたちを彷彿。あたたかい気持ちで読み終えました。2018/08/22
ゆり
11
作者さんの『夜露姫』が好きなのでこちらも手に取ってみました。戦国時代を舞台に青海のお転婆末姫・八姫と、萩生の大殿に仕える不思議な少年・ゴンザが大切な人と国のために頑張るお話。戦のむごい側面も描きつつハッピーエンドで安心して読めます。元気で家族に愛されて育った真っすぐな八姫が人質として苦労もしてでも頑張る姿が気持ちよかった。型破りな八姫とゴンザに関わったことがきっかけで道を開いていった小兵太もいい。もう少しゴンザの正体やロマンスの盛り上がりがあっても良かったなとは個人的に。2018/10/08
まるちゃん
11
戦国時代が舞台のお話。元気な姫とキツネのゴンザが1人の大事な人と藩民を救うために頑張る話。面白く読めて戦国時代のことも知ることができるので小学生高学年から読めると思います。2018/08/25
ときわ
10
読み始めた途端、草鞋、半纏、勘、が全部カタカナということに仰天。時代小説だよね。ひらがなならまだ良いんだけど。「私」に何故か「わたし」と、ふりがな。わざわざ振るのなら「わたくし」にして欲しい。と、たった2ページで読むのが止まってしまったのだが、これが嫌な人は読まなくていいわけでつまりそういう小説なんだ!と、気を取り直して読んだ。こうなるだろうなと予測すると、やっぱりその通りにストーリーは進む。それが意外と面白かった。そうだよね、ひねくれた大人相手ではなくて、児童書だもの!2018/11/26
一五
8
隣国に人質として行く事になった八姫。朱い柄のなぎなた「茜ちゃん」を持って。と、まぁ面白いのはこれと、白狐が頑張るあたりだけ。龍のつく題に引っ張られてしまう……2020/05/28
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