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内容説明
朝から晩まで観光名所をひたすら回って、ヘトヘトに疲れる毎日が続くツアー旅行にはもううんざりだ。せっかくの海外旅なら、ひとり気ままに「生活の場」を自由にたどりたい。東南アジアのカレーを味わい尽くす、中国四大料理を制覇する、シャンパンの聖地を訪ねる、モザイク画をテーマにイタリアの古都を訪ねる、青蔵鉄道で天空を旅する――旅のプロたちが自信を持って薦める15種類の「極上の大人旅」をご紹介しましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
28
シニアの海外個人旅行を提言、月単位がおすすめとか。ウズベキスタン行ってみたいな、優しい人多そうだし。10年後の4月1日より世界を廻る旅に出る予定😁2021/11/26
おいしゃん
28
この本でのおとな=シニアなので、第二部のおとなの旅行術には違和感あったが、第一部の旅行プランの数々は、どれも魅力的だった。2020/06/10
Fondsaule
20
★★★☆☆ 極上の「海外ひとり旅」15選。 シニア向けだね。 ページ数の割に盛りだくさんなので、深く知りたいと思うと物足りないかも。 やはり興味深いのは下川さんのアジアだ。2022/08/26
BluePlanet
11
★3.7(2.95)2018年7月発行。9名による世界15ルートの紹介。特に後半は一部シニア層の一人旅を想定。各人の旅行記だが、要は何を目的に旅をするかということですね。日常の雑踏から離れて、自由気ままに旅をする醍醐味は、実際体験した人でないと分らないかもですね。若いころ、東欧、北欧、東南アジア、中南米、中東、北アフリカを旅した僕にとっては、なんか懐かしくもあり、また、これから旅をしようという気持ちにさせてくれる本ですね。昔と違い、今はネットで様々な情報が得られ、旅の醍醐味も変わってきたかもしれませんね。2019/06/23
imagine
10
タイトルに惹かれて。シニア向けの海外ひとり旅ガイドブック、といった趣。ふだん高野秀行や角幡唯介などのエクストリームな紀行書を愛読しているせいか、ゆったりと気の向くままに旅をするスタイルが、とても身近に感じられた。複数の執筆者の中で、室橋裕和氏のややハードボイルドな筆致が自分には特にウマが合った。第2部の旅行術は、役に立つ情報が満載。3日で一つの街、1ヶ月の旅行を、とはなんとも贅沢。ツアーに頼らず市場で地場の食材を味わい、荷物を軽くし、疲れたら休んで、目立ったはしゃぎ方をしない。普段の生活にも全て通じる。2021/07/22