内容説明
真偽不明、玉石混淆の情報があふれている。耳触りのいい言葉や衝撃的な発言を鵜呑みにしてはいけない。フェイクニュースに惑わされないために、何が本当で何が本質か、見極めるにはどうすればいいのだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再生の序章
29
このままでは一生、話が聞けない人で終わってしまう気がしてならなくなり手にとった本でした。 文中にも出てくるが、「空はなぜ青いのか?」と言う質問に、「昨日より青い。」等の文字通り空の青さについての解答をする一人だな、と思った。 肝心な質問した人の意図を聞く事。メディアが伝える客観の本質を聞く事が大事なんだと改めて感じた。 この言葉が本質をつかむ力だと思う。聞いた事を想像し、頭の中で映像化する練習をあれからしています。2023/01/16
hk
21
ネットメディアの黎明によって、メディアが偏ったというよりも、読み手がおのずから偏るようになったのではないだろうか。 どういうことか? ネットメディアの登場によって読者が多角的な情報のなかからなまじ自律的に選別できるようになったため、人々は自分の知りたいこと・聞きたいこと・見たいことだけを入手することが可能になった。これは従前は情報の売り手市場、読者からみれば選択肢のない境遇であったことと対照的である。2018/11/11
下良
16
TVキャスターの著書。都合の良いことだけ聞きたい。相手の言葉に耳を澄ませる。言わないことに耳を澄まそう、話全体に耳を傾けよう、言い換え言葉の本当の意味を見抜こう、理屈はいつも正しいのか?と言っている。その通りだ。何が本当で本質か、見極める力が大事だ。2020/11/07
遥
7
松原耕二さん著の「本質をつかむ聞く力」を読み終えました。テレビ、新聞といったメディアで働く著者による情報とのかかわり方の本です。現代は「聞かない」時代になっていて、それが起こしうる危険を事例を用いて説明しています。そんな社会で惑わされないようにするためにはどうしたらいいのか。その答えとして筆者が言うのが「言葉に対して静かに耳を澄ます」です。この本では、この耳を澄まして聞くためのスキルも教えられています。 そして、メディアの選び方についても大きなヒントを得られました。読みやすいのでおすすめです。2021/09/09
oooともろー
6
世の中にはびこるフェイクニュース。当たり前のことだが、しっかりと聞いて、自分で考えること。2018/07/12
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