内容説明
コンピュータ理論の古典に学ぶ! 本シリーズは,「コンピュータ理論の起源」を当時の原典に探る試みとして,現在もコンピュータ理論の古典と呼ばれる,チューリングとフォン・ノイマンの論文を紹介する。 第1巻である本書には,チューリングのコンピュータに関わる重要な論文4編の完訳と,それぞれの論文に対し,内容を的確に理解するための時代背景を含めた詳細な解説が収められている。 コンピュータ理論に興味のある読者はもちろん,コンピュータに携わる読者には必携の書である。
目次
序章 チューリングの人生と業績
第I部 「計算可能な数について,その決定問題への応用」
第II部 「1947年2月20日におけるロンドン数学会での講演」
第III部 「知能機械」
第IV部 「計算機械と知能」